道が開けるとき

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絵が1枚出来るまでどのくらいの時間がかかるのか
と聞かれることがある。
大抵は複数枚、多いときには10枚位を同時進行で描いているので
出来上がるときにはいっぺんに、そうでないときには全部途中、
みたいな事になります。

とは言え大きな絵(この絵は100号)でも1ヶ月位で大体仕上げる事が多く、
なんだか最近は随分と長い間描いているなぁと思ったら

この絵は描き初めてから2ヵ月を過ぎていた。

というのも、だいたい頭の中で見えた絵は描ける様な気がするので、

ハプニング的な 何か を仕込んで自身の想像以上のものを
作ろうとしたりするのですが・・・。
初めの狙いを具現化していく過程でどうにも物足りない気がしてきて手が止まり、
意気込んだ割にこんなんじゃしょーもない絵しか出来ねーな、と悪態ついたり
ウームどうしようかと眺めたり弄ったり神のお告げが降りてくるのを待っていたり。
普段表立って神に祈りを捧げたりはしないものの子供の頃は教会に通っていたので
その影響は多少なりとも残っているような気がするからきっとお告げはあるはず。
だからと言って今更自分の都合で神の力を乞うのは気が引けるので、
有りとあらゆる知恵と絵の知識を絞って完成に導く訳なのです。
絵の神様も無慈悲ではないので(かなり厳しめですが)無い知恵を絞りきり
頭の中がぐらぐらする程足掻いていると何とか導いてくれるもので、
ようやく完成への道筋が見えてきた気がします。

自分で仕掛けた罠に掛かってもがいたみたいで
あー苦しかった。
この景色は未来なのかそれとも過去なのか、
タイトルは未定。
仕上げを頑張ります。

“道が開けるとき” への2件のフィードバック

  1. 深山陽子 より:

    私は写真でも前ぼけが好きです。奥の光の向こうにはなにがあるのか、行ってみたくなりますね。作品一つ一つに命がふきこまれ、完成するまでには苦労があるのですね。完成が楽しみです。

  2. Ryo Yoshikawa より:

    普段は写真と絵画でできる事を分けて表現しようと思っているのですが、今回は 記憶を遡ったり 現在までの出来事をワープしたり という時間軸を取り入れるのにこういう表現を使ってみました。
    行ってみたくなりますよね、光の向こうへ。
    タイトル 光の向こうへ にしようかな。

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