PARIS

 

6月8日
重かった空も持ち直し、本日は ノクチューン(夜会)でシャンゼリゼの画廊エリアが皆22:00過ぎ
まで開いているので
午後街を散歩しながらゆっくり画廊へいく。

18:00を過ぎた頃から画廊めぐりをしている人たちがたくさんやってきては こんな感じがする とか テクニックはどうの とか
いろいろな話をして賑わってくる。
日本の方も大勢(なんと偶然にも昔の生徒がパリにすんでいて再会したり)もちろんヨシカワをはじめて見たフランス人も大勢やってきて、
皆口々に褒めてくれるけれど、特にフランス人は言葉が通じなくても皆、自分が観た感想 を熱く語ってくれる。
絵のテクニックの話ならばおれの幼児並の英語とへたくそなイタリア語も結構通じるし、写真を撮るのもそこそこにガンバってコミュニケイトした。
ヨシカワ を初めて見た日本人は、もちろん概ね好印象だったけれど、なにやらそこら中で ゴアイサツ に終始して絵についての話はしないで去っていく
のもいて全く苦笑いだったね。
フランス人なんか「アーティストは絵で話すし、おれにはそれがちゃんと伝わっているよ!」と言ってくれたのに。(英語でだけれど)

中身のない話は何語でしたってGLOBALなんて言えないし、伝えたいことは声でなくても伝わる。
会った事のないアーティストやアスリートからだって多大な影響を受けているのだから。

夜は画廊の人達を含めフランス人の関係者15人くらいで打ち上げ、1ヶ月間のパリ滞在のクライマックスを迎える。
だって初日に大きな絵が1点売れたからね。



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