このところ制作もほぼ完成し、そろそろ街へ出ようかという雰囲気になってきて、
そうするとロンドンから友人が遊びに来てくれて(テニスのフレンチオープンを観に来たんだけれど)懐かしい人に会えたりして楽しい数日を過ごしていた。
パリの生活にもだいぶ慣れてきて、なにしろ絵が仕上がってきたので気持ちも落ち着いて、
トラブルもハプニングも一通り過ぎ・・・と思っていたら
ある朝、ガンガンとドアをノックされ、屈強な男どもがドカドカト入ってくるや、キッチンをぶっ壊し始め・・・
そういや先週、上の階に住む若者夫婦がやってきて、バスルームを新しく取り付ける工事をするから月曜日は終日水が使えない云々というような事を言いに来たけれど、
ここを工事するなんて言っていなかったジャン!
実際は屈強じゃぁないヒョロっとしたおじさんと、筋肉質というよりはデンプン質の若者が水道管の埋まっている壁を壊す工事をし始め・・・
画廊の方に電話を取り次ぎ事の成り行きを理解したものの、キッチン中が石の粉塵まみれでドアを閉めていたけれど他の部屋も何となく霞んでいて、
絵は大丈夫だったけれどまぁいろいろなことが起こるもんだ。
そんな中、アトリエのあるPorte d’Orleans(ポルト ドルレアン)というメトロ4番の南の端っこの、ちょうど反対側の終着駅にあるPorte de Clignancourt(ポルト ド クリニャンクール)
という所へ行ってきた。
駅から歩くことしばらく、大規模な蚤の市がある街で、前回見ていないエリアもあり、途中ランチをしながら(サーモンのタルタル&サラダはソースが絶品!)アンティーク三昧。
一日じゃ回りきれないけれど、ここへくると困るのは椅子とかテーブルとか家具が欲しくなるんだ・・・。
今度はマレ地区のアンティークショップエリアへ行ってみよう