果てなき路
以前行ったロックバンドのライブ。
２バンドのステージで、両方とも知っている人がメンバーにいて、
２人ともその道では相当なキャリアを持っていて、
街で見かけると ヒソヒソ されたり、時にはサインとか握手とか
を求められたり、そんな人たちなんだけれど、
両方大好きで、片方は何度もライブに行っているけれど、
なぜか初めて生で聴いたもう一方のバンドが光ってた。
後日たまたまそのうちの１人と酒の席で一緒になり、
そのことを伝えたら、
「自信が違うんだよな。」
そのたった一言で腑に落ちた。
カッコよすぎるぜ！
もちろんバンド内の個々の感覚は多少違うにしても、
両方ともプロフェッショナルのミュージシャンで
時代の前後はあるものの同じステージで活動するアーティスト。
何をしているかなんて問題じゃなくて、
何を見ているか なんだと思う。
新しい絵に取り組み、それを発表するとき、
理由は解らないけど出来てしまったイレギュラーな絵を見せるとき、
期待されているものを打ち破ろうとするとき、
内心怖気づく。
自信とは誰かに対してではなく
自らが信じていること。
信念に途切れることなく集中すれば
恐れることは何もない。
おれは まだまだ だな。
