展覧会初日

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6月5日にパリのNICHIDOでVernissageを迎え、

なんとその日に限って

朝から大雨が続く最低なコンディションだったのだが、

それでも多くの人たちが集まってくれた。

フランス語がおぼつかない私に

「作家は君か、素晴らしい展示だよ」とか

「英語でいいから話ができるか?」とか

その他ジェスチャーででも 良かった と伝えてくれようとする

姿勢は嬉しかったし、拙いながら英語での会話では

テクニックを見るのは当たり前のことだけれど、その絵の前に立って

何が伝わってくるか が大事だとおもう。

そしてあなたの絵からはそれがたくさん伝わってくる と言ってくれた

のは嬉しいひと時だった。

 

勿論個展の初日というのは晴れ舞台のようなものだし、

制作してきたことが客観的に見える場ではあるのだけれど、

その場に居ながら次に何をするべきか、どうすればもっと良くなるか を

常に考えているのだ。

 

 



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