メッセージ

 

いつの頃からだろうか
作家の描いた絵を観る時
描く時の距離に立ち その絵描きさんの筆跡を追いかけてみる
どこから描き始め どこで終わったか
ここはパターンで描いているナ・・・とかここはちょっと手こずって勝負しているナ
とか このタッチはすごいナ とか
大げさに言えば その絵が出来た時間 を体験できる・・・気がする

かつてある美術館で 印象派の巨匠 と呼ばれるクロード・モネの睡蓮の大作(2mx6m)
をそうやって観てみた
絵の具の厚み タッチの向き 全体の構成 タイミング 色使い・・・どれをとっても 頑張ってはいるけれど驚くことがなく
おかしいな・・・?と思って制作年を見ると
86歳で亡くなる間際に仕上げた絵だった
80歳を超えて尚30歳に満たない元気いっぱいの若造に「頑張っている」と思わせる6m級の絵を描けるのは やっぱりスーパーヒーロー だった

綺麗なことより 巧いことより 流行ることよりも
その人にしか描けない ものを描いた時にこそ価値がある

何を伝えられるか

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