制作スケジュールが激烈忙しかった先週を乗り越え、
最後の作品たちを額縁屋さんに送り出しました。
来週13日火曜日からそごう千葉店 7階美術画廊にて
吉川龍作品展 −風色の記憶− が始まります。
週末の2日間は会場にて皆様のご来場をお待ちして
おります。
30号から小品まで、最新作30点+αの展示予定です。
6月から始まる個展に向けて
朝は5時から1日中描き続け、最後の仕上げをしています。
先日、仕上がっている大作を中心に10数点を
ギャラリーのスタッフの方が搬入に来てくださり、
残りの小品を急ピッチで仕上げ中!
画廊や百貨店で個展をする際、
会場に合わせたサイズと点数をスタッフと相談した上で決め、
メイン候補として大きな絵をいくつか描き始めます。
全体の色やモチーフの構成を固めつつ徐々にバランスを
取りながら最後の微調整まで、描かない時には段取りを
制作中は絵に集中しつつ複数(5~6点)の絵を同時進行
で描き進めているので頭も身体もフル回転なのです。
今週最後の10余点を送り出したら7月以降に始まる
別の個展とグループ展の制作20数点に入るので
この調子で年末まで描き続ける予定です。
描きかけのキャンバスの前で制作中です。
仕上がったものから額縁屋さんへ搬入します。
どの絵がどこの展覧会用だったか、
どの絵から先に締め切りが来るか、間違えることのない様
ノートのリストと照らし合わせて確認します。
年明けにこのホームページに不具合が見つかり
メンテナンスを依頼したところ、
どうやらどこかのイタズラ屋さんに侵入されデータを書き換えられる
という被害にあっていた様で、復旧に随分と時間がかかってしまいました。
私の誕生日、そして結婚10周年の本日ブログを再開させました。
妻と私、娘2人と猫2匹、多くの友人たち、その他応援してくださる
皆様のお力添えで絵を描き続けてこられて本当に幸せです。
さて、本来ならばここに書こうと思っていたことはたくさんあるのですが、
まずは直近のお話から
2022年最後の絵が完成。
本当に好きだと思える絵を描きたい。
この20年はその望みだけを持って描き続けてきた。
それを追求する間に無意識に纏っていた欲、評価とか展示場所とか値段とか、、、
そういったものは自然と剥がれ落ち、
ただただ描く事と向きあって来られた気がする。
どうすればもっと良いと思える絵を描き、それを伝えられるのか。
これだけを持ってまた明日から画面に向かいます。
どうか皆様心穏やかな年末年始でありますように。