季節の変わり目

6月に入り、天候や気温が変わりやすくなってきました。

5月には水彩画クラスのスケッチで金沢自然公園と

野島旧伊藤博文邸に出かけ、それぞれ爽やかな日差しの下

スケッチをしてきました。

来週6月12日から晴嵐かなざわの生徒さんたちの展示会に賛助出品します。

 

 

 

 

 

第62回太陽展

F10     月明かりの幻  2025

 

5/22〜6/4 日動画廊東京本店にて

毎年恒例となっております第62回太陽展

が開催され、10号の新作1点を出品しています。

お近くにお出かけの際はお立ち寄りいただけますと

幸いです。

 

襖絵制作過程5

制作中はスケッチや画像を参考に蓮と桜のミックス

された空間を作っていきました。

蓮と桜、咲く時期は本来であれば重なりませんが、

そこにはご住職の特別な想いがありそれでも良いから

是非に、となりました。

 

設置されるとアトリエで見ていた雰囲気とは

また違った空気感を感じますね。

 

そして、3月末には境内に咲き誇る本物の枝垂れ桜

と共に襖の桜も見られるというなんとも贅沢な1週間

の景色となるわけですからこれは外せませんね。

 

末長く空気を繋ぎ、風と共に馴染んで行く姿が

楽しみです。

 

襖絵制作過程4

4枚組の襖は横幅が5mほど、

ベース色を重ねた後、全体のバランスを見ながら

白い絵具で光の描写を重ねていきます。

水彩スケッチなどでイメージは確認してありますが、

スケール感も違うので構図などはアドリブで決めていきます。

廊下を挟んで中庭に面する部屋に設置することを考慮し、

正座をして見る高さに目線が集まるような構図にしてあります。

 

 

 

 

襖絵制作過程3

廊下の先にある客間への入り口には

月と鹿を描きました。

庭の湾を象った枯山水から天空まで、

その 間 に我々人間や動植物が生きている

という構成にしたものです。

 

 

 

 

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