フィレンツェで泊めてもらっている友人達邸に
恩返しとして差し出した
ミケランジェロ広場から眺めたフィレンツェの街並み
実際のところ
リョ-クン宿代に1枚描いて置いて行けよっ
とかって言われる仲なんだけれど(笑)
5年振りにフィレンツェに 戻って 来た
空港で友人に出迎えてもらい
街にいる友人知人に挨拶をして回り久しぶりのイタリアの空気と太陽をチャージ!
5年の間に
街が大きく変わったところもあり
500年の間
変わらないこともあり
少しだけ言葉が通じて身体の力が抜ける
当たり前だけれど
パリとは全く違う顔がここにはある
両方好きだけれどね
パリへ来て1週間があっという間に過ぎ
天気予報では曇りや雨も心配される中毎日好天に恵まれ
名実ともに 晴れ男(祝)
毎日朝ご飯を作り(と言ったって目玉焼きを焼くくらい)
昼間はメトロで街へ繰り出し歩き回っている
シャンゼリゼやモンパルナスやシャトレ・・・
アトリエはパリの南端にあるけれど本日は北の端の街へ行き
骨董市場を散策
半分は仕事! と言い聞かせ
フランス語は挨拶しかできないからテキトーな英語とイタリア語を駆使しぶらぶらとしているけれど
最高なのは毎日知らないことが待っていること
もちろん事あるごとにハプニングは付き物だけれどもれなく酒の肴
そんな日々
着いたころに描いた アトリエの窓からの眺め
Fabrianoに水彩
100号のキャンバスに和紙を貼るのには
今使っている和紙が5枚要る
膨潤させておいた膠を湯煎にかけて溶解し
2倍に薄めた膠水で和紙5枚を貼り終えるのに約2時間費やす
新たな世界を目指し
イメージしながらの作業を経てベースが出来上がる
ベースはできた
来週 新たな世界 を目指し
旅に出る
引っ越しをした7月から多忙にかまけて放ってあった大作制作スペースのレイアウト変更と整理をした
そして購入しておいた100号のキャンバス張り
これまで大作は外で張ったり職場のスペースを借りたり
長辺が160数センチある木枠を横に寝かせて張れるなんて
大学以来じゃないかなぁ
しかも壁は4メートルくらいあるし♪
木枠にオリジナルシェイプを施しロールキャンバスを切って電動タッカーで張り
プライヤーは幅6センチ程の普通サイズをグローブ着用で使ったにもかかわらず
もれなく指に水膨れが・・・
しかし全部で4枚完成
来週ここに少しだけグレードアップした和紙を貼り込み
ベース完成
まだ完全には見えていないけれど
ここに出てくる空間が待ち遠しい
記録的な猛暑は峠を越え
8月の終わりとともに秋の気配が・・・
という妄想の下
数日前に荷物が届いた
開けてびっくり
なんと感謝状・・・
何の?と思ったけれど
笠間日動美術館に寄贈したパレットに対しての
礼状だった様子
流石に壁には飾れないので
絵描きスペースの傍らに(笑)
賞状なんていつの頃以来だろうか?などと曖昧な記憶を辿りつつ
そんなこんなで8月はあっさり終わり
夏の暑さはぶっちぎりの置き去りにしたまま
9月に突入・・・