Snowman

 

寒くってまいったぜぇ・・・

先日に引き続き本日朝から出掛けて行った先は予報通りの雨と風
予報では午後から晴れるって言ってたのにおかしいなぁ おれ雨男は去年返上したはずなんだけれどね
あまりの悪天候と寒さにくじけそうになるのを気合いで耐えつつそんなことを思っていたら
視界全面に大粒の雪!

これからは雪男ってことで

心の衛生上必要なので1日全力で遊んだ(笑)
明日からまた早起きコースで制作に集中する!

excite!

 

あらゆることに日々新しい発見があるというのは子供の特権ではない と思いたい
先日「あなたの考える 良い絵 とはどんな絵ですか」
という問いかけがあって 少し踏み込んで考えてみようと思っていた

今描いているのは 多くの誰もが知っているけれど 見たことのない世界
それでも小さな一個人の範疇でのことなので
色々な場所や 多くのものを見てみたい

今バンクーバーで多くの選手が 世界 という舞台で闘っている
限界を目指し超えるものはどの世界でも いいもの になるだろう

周りの価値観に惑わされない じっと見ていられる新たな発見を作りたい
今 やったことのないこと を考えていて
それはとってもexcited!

呪縛

 

いい加減
はみ出さないように塗りましょう
なんてやめないか
白いところも全部塗りましょう
もいけない

小学校でそんな風に絵を教わった人は多いんじゃないか・・・

今になって思う
透明水彩を使わせておいて 全部塗りましょう はないでしょう(笑)
はみ出さずに なんて言われたら誰だって線を書いて端っこから塗りたくなっちゃうじゃぁないか

グラフィックデザインなんかの ベタ塗り をコンピューターソフトでやるのが当たり前になった時代の今
そろそろ 小中学校でも立体感の描ける美術教育 を始めたらどうかと思う

画像は思いだしシリーズ
4才半はじめてのえのぐ モチーフは第2次世界大戦でのドイツ軍の代表的戦闘機フォッケウルフ
なんて4才でしょう(笑)
もうすでに将来が不安だったんだな・・・

可能性

 

先日横浜ザイムギャラリーでのコンペ受賞記念展示に友人が出品するのでオープニングフェスタへ行ってきた
会場の受賞者2人の内片方が友人の 大山エンリコイサム君
彼はイタリア人と日本人のダブルで イタリアにいた時の友人の紹介で出会った人
彼の専門分野はグラフティと呼ばれるジャンルで
いわゆる街の壁とかに メッセージ としてサイケデリックな色のスプレーで絵や文字を描いていくというイメージが強いけれど 今回のエンリコ君の作品は平面絵画作品という感じの仕上げになっていた

白を基調とした画面にマスキングを施し銀のスプレーをグラデーションしながら塗っていくという 方法的には自分と似たような見せ方をしているんだけれど全然違った洗練された世界が見えて興味深かった

おれはグラフティの世界 を良くは知らないけれど 「詳しい人ならば僕の受けた影響とかスタイルとかが見えてきます」とのこと
街で見かけるグラフティは メッセージ性は強いけれどスパンは短い印象があるよね と言ったら そこをなんとか作品として考えて行きたい と話してくれた
そしてエンリコ君とは絵画とグラフティのコラボレーション的な企画が実現する かもしれない
自分の中にあまりなかったことを想像できるようになるのは刺激的で楽しい

Febbraio

 

タイトルはイタリア語の2月

今朝も早朝は雪がちらつき 窓の外は一瞬うっすらと白化粧
本日は6号と8号にとりかかり
20号の下色塗りも同時にいくつか進める

先日朝から描いており 気分と身体をほぐすのにバイクで画材屋さんへ行き 今後に必要な絵具とか木枠とかロールキャンを買ってきた

今日は少しだけ外に出て あとは描いていた
やっぱり絵が増えてくるとちょっと安心する
だいぶ進んだけれど 描いていればいいってもんでもないんだなぁ
出品リスト作ったりタイトル考えたり色々とやらなきゃいけないこともあるんだけれど
気がつくと 好きな順番 から着手(笑)

2月って短いんだった
明日も朝から描くぞ~

予感

 

もしかして いい絵ができる! んじゃないかなぁ・・・って気がする

3月と4月の展覧会に向けて
今朝からいつもより2時間ほど早く起き
制作のペースを上げることを決定
早朝から昨日からの続きの絵を描きつつ新しいキャンバスを張り和紙を貼りスタンバイ

今季最高にいい雰囲気の絵ができるだろうな
という大作の下地を前に
予行練習的な絵を別の雰囲気で描き始め 80%くらいできた
・・・ってことはまだちゃんとできていないじゃないか(笑)

しかし予感だからいいんだ
この一連の絵はいいんじゃないか!?

そんなこと言ってニヤニヤしていたら間に合わないんじゃないか・・・
明日も早起きしなきゃじゃないか

Reason

 

なんでそこまでしてやるかってさ
好きだから とかじゃないよね
何もかも吹っ飛ばして 震えるような瞬間 があるからだよね

先日ある友人との会話

イタリアにいた時に出会ったその人は(日本人だけれど)オペラ歌手
彼は10年以上イタリアにいて日本に帰国する度に声をかけてくれる

音楽と絵画だけれど いつも同じ世界の話しができる貴重な友人で
そういう人とは相手がサッカー選手でも料理人でもジャンルは関係ない

いつくるか誰にも分からない 震えるような瞬間 のためだったら
大好きなシュークリームだって我慢しますよ
昔は減量中にご飯減らしてもプリン食ってたけどサ
お酒も控えるし(ったってそんなに飲めはしない)野菜も食べるし(ったって別に嫌いじゃぁない)

なんでやってるんだって聞かれて答えが陳腐だと
理由なんてねぇ とかって言いたくなるんだろうけれど
そういう世界に突入したってことなんだ

人の展覧会に来て
「君はいくつだ」
「38です」
「あぁまだだめだナ 50過ぎないとネ」
とかって笑顔で言いやがった著名な美術評論家のセンセイがいたけれど あと20年待ってくれ(笑)
更に 震える上に痺れるような世界 をご存じなんでしょう きっと

楽しみにしているゼ
そこへ辿りつけるように

Performance

 

絵描きは食うものも着るものも構わず絵具を買い 各国を放浪しながら絵筆を走らせ しまいには病気になって見知らぬ土地で野たれ死ぬ

という構図が出来上がったのはいつのことだろうか
敗戦後食うものもなく布は材料として売ったほうがお金になる時代に誰に頼まれもしないのに絵を描き
日本画なんかは絹に描いていたもんだからしまいには絵を洗い落として着物の布地として売って食いつないだ・・・
とか
わが子が栄養失調で死んでゆく顔をみながら無意識に筆をとり
その様を描いている自分に驚いた・・・
とか
その類のお話はそれこそ絵描きの数だけあって
しかしそうまでして絵を描く理由はどこにあるのか とよく考えたりする
そして今 戦争も知らない 死ぬほど食うものがないわけもなく 暴動やテロが毎日起こる情勢でもない 時代を生き

それでも色々な状況を乗り越える局面に一体何を原動力に物をつくるのか
ということも日々考える
20代のころなんて 何も起こらない ことを身体がもてあまし
無限の可能性 じみたぬるま湯のなかで 現実の可能性を理解したいがために体力と精神力の限界に挑んでみたりしていたっけな

ある雑誌に いいかげんスイーツなんてやめないか という様な事を動物本能的観点から書いている方があり 納得した
スポーツの世界でも糖分は即効性のエネルギーになることは知られているけれど
そもそも人の体にとって糖分摂取はそれほど頻繁に必要なわけではなく(特にミネラルなんかも一切精製されちゃっている白糖なんかもってのほかだと) 減量を必要とするアスリートは内臓や筋肉内に蓄積されているグリコーゲンを使い切るところまで使ったのち 糖分を摂取して爆発的な力を発揮する
というのも一応体験したし

動物はいつ最高のパフォーマンスを発揮するのかといえば
狩りをする時 ということは空腹の時である と言われれば納得してしまう
本当は 腹がいっぱいじゃ戦はできぬ のではないのかねぇ

どうしたら最高のパフォーマンスで最高の絵が描けるんだろうか
病気になっちゃぁいけないけれど
ある程度機嫌が悪くてお腹がすいていたほうがいい とおもう

更生

 

朝から絵に向かい小品を描きつつ 今日は他の下塗りが主だった

身体に変調をきたし・・・と書いたらば
いろいろな人に心配されて電話やらメールやらをもらい
とりあえず病院へ

肋骨が圧迫されるような痛みが背中に・・・
ということでレントゲン撮影

結果は骨 肺 共になんともなく
昨日から痛みもないので(張りはあるけれど)筋肉の炎症である可能性が高い という結論に

最近蓄積された疲れが出るようになってきたのか
身体もう1度作り直さないとだめだな
春までにゆっくりトレーニングをしよう

心配してくれた皆さんありがとう

不良

 

酒を飲んで ギターを弾き バイクを乗り回し ボクシングを愛し
いい歳して就職もしないで絵なんか描いている・・・
という類の不良ではなく

3日くらい前から急に背中が痛み
ひどい時には肋骨が締め上げられるような不快な痛みに襲われ
普段ならここでご飯たくさん食べてビール飲んで寝れば治るのだけれど・・・
食欲も酒欲もあまり出ず という体調不良

今朝は起きられず教室に30分も遅刻してしまった

とは言ってもずーっと具合が悪いわけではなく
なんとなく調子悪い感じが続いては時々身体の内側が痛むというなんとも嫌な感じで
月曜日になったら病院へ行ってみよう と思いながら
描きかけの絵を眺める今宵

それにさきがけ1週間くらい前からまたしても携帯がぶっ壊れ
新しいのに買い替えたりして
どこかで恨みでもかって呪われているのかしらと思ってみたけれど
心当たりがありすぎて(笑)
なことを言いながら様子を見るの巻

ちょい旅の続き

 

昨日 初の大阪での展示が終わり
結果から言うと完全アウェー(笑)

さすがにそりゃそーだ とはいいつつ訪ねて行った日には
初めて見たけどとても気に入ったと言ってずいぶん眺めて1点買って下さった方とお話したり額の裏にサインをしたり・・・
大変な状況なんだけれどこの絵を掛けて力を出したいと言って下さり
自分の描いた絵にそんな力があるのかしらと不安になったりもするけれど 有り難いことです
そしてお世話になったギャラリーの社長さんがから電話を戴き
あんまり売れなかったので百貨店の方が1点買って下さった・・・と

訪ねた晩に酒の席を共にしてくれた方だったのだけれど
とても気持ちの良い方でこれもまた 気持が有り難い

これまでも
絵を描き その時に見てくれたり展示をしてくれたり応援してくれたり励ましてくれたり そういった周りの人たちがいて描いてこられた
今回もそんな出会いだった気がする

筆誤り のち 選ばず

 

朝から新作の下地作りにとりかかり
夜9時頃に初めて外へ出た
まぁ昨日は朝6時半から夜まで外で走り回っていたのだけれど(笑)

やってみようと思っていたベース作りをするため
しばらく振りに銀箔を貼り・・・貼り・・・
硫黄で焼いて・・・と思ってムトーハップを塗ったまではGood job!
いつまで経っても変化せず
考えた末 もしや やっちまったか!?
銀箔だと思っていたのが実はアルミ箔
アルミ箔ったってホイルじゃねーのよ
金箔やらプラチナやらと一緒に持っていた包みに何もかいてないしサ
銀箔にしちゃなんだかサイズが大きいなとは思っていたんだ
ガックリしながら上からこんどこそ銀箔重ね貼り

弘法にも筆のなんとかって言うけれど こんな誤りはしないんだろうねぇとか想いつつ
他の小品と同時に進めること数時間

やっぱり新しいイメージってのはいいな
今年最高の空気感!自画自賛(笑)
うっかりすげーのが出来るかも!と思って窓の外を見たら
雪降ってるじゃん



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