総括

のんびりした12月を過ごしている。

今年の制作活動、夏あたりから全速力で突っ走って、

駆け抜けたあいだに見たものは

これからゆっくり消化していくんだろうな。

 

積み上げてきたことが形になった達成感と

これから挑むことが幾つも見える高揚感。

最後まで どうなるかわからない このバランスが今年は絶妙だった。

 

そして、ここ数年の制作の総括を語り、記録したDVDを

素晴らしい友人たちのサポートを受けて作り上げた。

ありがとー!

2014年、世界は広がる!

みなさん良いお年を、そしてまたそれぞれの路を歩き続けよう。

 

 

 

 

Heat the Spirit

終わりました!個展。

沢山の人に会えて、話をし、

描いてから展示が終わるまでを振り返り、満足できる仕事ができた。

 

常々公言していることだけれど、

絵描きは 描いて終わり じゃない。

作ったものに対してオーディエンスとコミュニケーションをとり

そしてそこで得たものをまた表現に反映させる。

その過程でギャラリーやミュージアムという機関が入り、

それぞれにその世界での流儀と成果がある。

コミュニケーションというところでは、概ね良い評判だったと思う。

惹き込まれたとか、先への期待感があるとか、絵画の新たな役割を担っているとか、

とかとか・・・。

成果というところでは、台北アートフェアは大作5点が完売、

個展では新作40点中20点が、過去の作品の中からも数点が売約となり、

上々の出来でした。(喜)

 

そして、夏からなーんにもしていなかったので

少しリラックスする時間を楽しんでいる。

 

今年中にもまだ絵は描くけれど、

来年以降のイメージを広げてまた突き進む準備をするんだ。

 

信じている事と確信したこと、

それは 熱い思い をもってすべてをかけて臨むこと。

何気ない日常からその構えがあれば、それは色んな所へ

良い影響をもたらすってことだ。

 

この1年間の制作活動で感じたこと、

景気が悪いとか、悲惨な出来事が起きたとかで国やら世界やらが元気がないとき、

その影響をモロにうけながら、希望や覚悟の詰まったモノを作れるか、

そういう生き方を通せるか、それがアーティストの使命の一つだと受け取った。

 

まだまだおれの歩く道には続きがあるよ。

 

DICEMBRE

12月になった。

まだあと1ヶ月もある。

ここ数年(しか意識していないけど)、1年間が長い!

振り返ると、たくさん描いたし、いろいろな所で展示もしたし、

いろいろな人とも会った、国内外いろんなところへも行った。

 

それでも、5年前からの展開を振り返ると、あっという間という気もする。

今日は久しぶりに ゆっくりとした 休日 らしい1日を過ごし、

また明日画廊へ行く予定だけど、もう次の5年分の進み方を

考えはじめないとな。

 

目標とした制作テーマ、それについての仕事、客観的に見た感想などがあって、

それとリンクするはずの結果、(売上と言ったほうが解りやすいかな)、ということもあり、

勝手に目標としていた所の最低ラインはクリアーした。

明後日までの会期、その後数年の展開でまた少し変わると思うけど、

来年はさらに力をつけたいと決意する12月のはじめでした。

 

 

 



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