一人の男が、
長年の友の死を悼み、
その息子に話す数少ない言葉は、
この酒と共に胸の奥底に届いた。
東京や岡山での展示が続き、
今春から新たに表現の幅を増やすべく絵のスタイルを
変えたのだが、
賛否両論聞こえてくる中で、
概ね受け入れられている様子を目の当たり
にして、その伝わり方が良い。
画像は岡山で展示、売約になったものの一部。
小難しいテーマはあるにはあるが、
見る人の想像の世界を広げて好きに見てくれればいいと思う。
大雨の被害が甚大でニュースの続報を聞くたびに
心が痛むばかりです。
先週土曜日は授業をお休みさせてもらい岡山の百貨店での展示会へ
向かいましたが、新幹線が新大阪までしか動かず急遽一泊してから
翌朝岡山へ着きました。
車中から溢れた川の惨状が見えたり、
会場へ来てくださったお客様のご自宅も浸水したりと大変な思いをされている中で
お話をしたりと色々と考えさせられる週末でした。
そんな中、絵描きを志すようになた頃のことを思い出し、
19歳の頃に必死で描いた木炭デッサンが出て来たのでご紹介します。
横幅が65cmほどの木炭専用の紙(MBM木炭紙 アルシュ社製)に柳の木炭で
当時3日間ほどかけて描いたものだったと思います。
美大の油絵科の試験のために練習した木炭デッサンですが、
木炭はその後殆ど使わなくなってしまったので懐かしさを覚える画材の1つです。
結局3浪の末に合格するまでの間、血と汗と涙と共に(大げさですが)
使った画材なので、もう見たくないと思わないこともない画材でもあります(笑)