日動画廊での個展は会期の半分を過ぎました。
梅雨入り宣言のあった初日は大雨でしたが、
それでも生徒さんや旧友たちが駆けつけてくれ
良い1日を過ごせました。
今展覧会は、描くべきことがクリアになった
事もあり、描き出したい世界観がストレートに
伝わる展示になったと思っています。
後半も出来るだけ多くの方に見ていただければ
嬉しいです。
本日最後に描きあげた作品を持って日動画廊へ。
毎回「間に合うかなぁ・・・」という不安と
闘いながらの制作ですが、限界のペースをなんとか
乗り越えて完成しました。
我ながら力のこもった40点、良い展覧会になる
と感じています。
展覧会毎にテーマを決めて描きますが、
描いている間は実に様々なことを考えながら
キャンバスに向かっています。
そこで見えてきたことが次に描く絵に反映されたり、
数年後に形になったり。
今回も、何年も描いてみたかったけど描けなかった
絵があったり、何度も描いているモチーフにこれまでとは
別の空気を見出したり、なかなか楽しい時間でした。
そして、これまで行動してきたことやこれから先のこと
が1つの世界観を持って描き表せるという確信が持てたのは
深く集中した時間の中で見出した答えなのでしょう。
一つ終わったということは、次が始まることを意味します。
会期中はもう次の制作のイメージが頭の中をぐるぐるしている
ことでしょう。
F130 (162cm × 194,5cm) 『小さきものたちの楽園』
F100 『青く、深く』
S50 『風影』
F50 『遠くの空より』
F10 『流閃光』
F8 『街の音』
F6 『黄昏の影色』
F4 『Old Style』
F4 『日々のかけら』
全40点のうちの1部です。
日動画廊東京本店にて3年振りの個展のご案内です。
自身の原風景とも言える光に包まれた自然豊かな景色
から、所縁のあるパリやフィレンツェの街角の光の温度
や風の色をシルエットで描き出した、130号から小品まで
最新作約40点の発表となります。
場所
日動画廊東京本店
中央区銀座5−3−16 03(3571)2553
日時
6月21日(金)〜7月5日(金) 10時半〜18時半
土曜日は11時〜18時 最終日は16時まで 日曜日は休廊
となります。
是非ご高覧いただきたく宜しくお願い申し上げます。