2016年11月25日(金)~12月4日(日)
第45回現代洋画展 福岡日動画廊
F10 それぞれのいつか 2016
多くのアーティストが集ったというParisの老舗のカフェ。
今も様々な人たちが色々な時間に集い、それぞれの場面を
生きている。
いくつもの光が織重なるように、それぞれのいつかは交差する。
2016年12月2日~28日
55thミニヨン展 日動画廊東京本店
F4 夜の光 2016
空へ旅立った友を想い、
今にも新月になろうとする西の空の月明かりと
街頭の灯りが心のどこかに届けばいいと思う。
ついに捨てる決心をした。
ただのウィスキーの空瓶。
こんなもん取っといて馬鹿じゃねーの?ってやつに
話す事はないけれど、
このボトルの殆どは、おれの事を絵描きだと認めて
2年前の展覧会に持って来てくれたボトルなんだ。
スタジオの隅に積んだボトルを目の端で見て、
それを嬉しく思いながら次の展覧会の為の絵を描いたし、
人と人との出会いに感謝の意を込めて
バンドの名前にはJACK+ROSESって付けた位だけれども
すくすくと大きくなる新しい家族の為のスペースを作ってやろうと
片付けてみたら狭い我が家ではこんなスペースも惜しいくらいに
難しかった(苦笑)
数日前に偉大な友人を亡くした心には空き瓶一つ捨てるにも
躊躇いが拭いきれないけれど、未来の為に決断したことなんだ。
みんなありがとね!
誰かにとっちゃつまらない話かも知れないけれど
空の瓶にはそういう想いが詰まってんのさ。
昨年の正月は、弟夫婦からの依頼で甥っ子のために
絵かるた を描いてあげたのだ。
右上から アイス(いきなり英語) いし うさぎ・・・
今年はこんなイメージ画を描き、
娘のおもちゃをフルサイズで作ろうと思っていたのだが・・・
色々考えた結果、対象年齢を引き下げミニサイズで作る事に。
ノコギリ、鉋、ノミ、カッターで削り出し、釘は未使用。
まぁ、行き当たりばったりなもんでどうなるか。
この後シェイプを整えたらペイントに入る予定。
制作の合間の工作でした。
浪人時代から、ありとあらゆる物を描く練習を半ば強制的に行い
その後、もう二度と描くことは無いであろう物が殆どだったり
するのだが、
これだけやったら、目に触れるもので描いたことの無いもの
なんて無いんじゃないか!?
と何となく思っていた。
先月初めて我が子を描いた。
寝てしまっていたので思い立って鉛筆を走らせ、
描きながら 知らないライン が多すぎることに気づく。
うーむ、こりゃ描いたことねーな。
そしてもう一つ。
なんと富士山。しかも赤い。
これも描いた事ねーな。
富士山と言えば北斎、大観、サント・ヴィクトワール山といえばセザンヌ
みたいな絵描きもいる訳で、
別に 描かない! と決めていた訳でもないのだが、
後追いみたいなのは嫌だったし、なんせ 描く理由 がなかった。
ほんのちいさな理由でも、描く理由が見つかればいい状態で仕上がるものなのだ。
実は富士山、1枚だけ 大きいので描いてみたい と思っている。