もう 今年の半分が過ぎる
梅雨に入る前から雨降りが続き
入ったと宣言されてから強い日差しに湿気がからみつく
昨年の今頃は何をしていたっけ?
日々は平凡に過ぎて行く顔をしているけれど
個人的には全く忙しい毎日
制作は次々と締め切りが迫り(汗)
工作は次々と進んでいるけれどキリがなく
教室は普通にあり・・・
同時に幾つもの事を進めているんだ
そして次なる野望(?)というか展望もあり
いま倒れたらシャレにならないから最近野菜もたべている(笑)
近所にある大きな本屋さんの
メジャーな雑誌コーナーの!裏側の棚に
遠慮勝ちに平積みしてあったので
遠慮なしに拡散してきた(笑)
世間はサッカー南アフリカ大会で
盛り上がっているけれど
今月もやらなければいけないことが山積みだ
子供の頃は
テレビで見たものは自分で作るものだと本気で思っていた
ヨーヨーとかブーメランとかモーターで走る車とか・・・
軒並み作りまくった
中でも楽しかったのは
切り抜き飛行機の本 というのがあって
画用紙くらいの紙で線が書いてあり幾つものパーツをその通りに切って貼り合わせて
飛行機を作るという本
デザインが気に入った順に作っては飛ばし
気に入らないものまで作って
型紙がなくなると陶芸作家である父親の案内状の厚紙を自分でデザインして切って
紙飛行機を作って飛ばしていた
小学校の低学年の時の話
高学年になると
鉄釘をバーナーであぶって叩いて伸ばしたあと研いだナイフとか
お金を入れると回る扇風機型貯金箱とか
ボールペンを改造したミニボウガンは危険すぎて小学校で禁止令がだされたりとか・・・
思いだすとキリがないけれど(笑)
今人生最大級の工作をしている
だからと言って 例えば絵描きが
たまたま近くにあったから なのか
陶器に絵を描くなんて話はよく耳にする
そのうち調子に乗って器までひねったりして
冗談じゃねぇ と思う
いくら大家だろうがピカソだろうが
所詮は素人
本物の陶芸家に敵うわけがないことに本人も周りも気付けよ
と思うけれどこれが難しい
元首相の趣味がこうじてそこそこいいの作るわね
くらいのレベルと思想が同じじゃどの世界にもプロフェッショナルなんていらない
お楽しみでやるんなら兎も角
たまたま近くに陶芸家がいるからって
将来粘土やるんじゃないの? とか言われる度に
冗談じゃねぇ そんなに甘いもんか と思う
今朝は6時起きで出品する絵を数点仕上げ
撮影してから8時半に家をでて首都高をぶっ飛ばし
夕方まで水彩画の授業をし
家路の湾岸線をぶっ飛ばし
画像処理等諸々の用事を進行しながら明日締め切りの仕上げた絵を梱包
画廊へ送り出しに家を出たら通り雨の過ぎた気配
夏までまだ続きがあるから
一息というよりは一呼吸
吐いて 吸って・・・
雨上がりには色々な匂いがする
今なんとなく自分の中だけで壮大な計画が進行中(笑)
というわけ時間のやりくりが目下のテーマになっている
明後日までに岡山のグループ展のための絵を7点送らないといけない
その制作は順調!
その後もつらつらと予定は続き
その間に大変身を遂げる
友人には「よくそんなにいろんなことをやっている時間があるよナ」と言われるけれど
時間は増えたり減ったりしないから
使える時にはいっぺんに複数の事をやる様に考えている
そして同時にいろんなことが動き出して
いつか一つに集約されるはず なんだよね イメージではさ(笑)
よく晴れて
薄い長袖シャツの袂に心地よく入り込む乾いた風は
フィレンツェの空気を思いだす
岡山のグループ展に向けて と 長崎で戴いた仕事 の制作
を進め
来週までに7、8点が仕上がる予定
以前 「メモリー・ラボへようこそ」の装丁でお世話になった
小説家 梶尾真治さん の前作 「つばき、時跳び」がこの夏
舞台化され明治座で公演を予定している
それに伴い 平凡社ライブラリーよりペーパーバック版として
文庫本よりも一回り大きなサイズで再版され その表紙絵に!
なんとワタクシの水彩画が!(笑)
先月描き下ろしたものをブックデザイナーさんがレイアウト等
決めて出来たものがさっき届いた~
すげ~(笑)
しかも2006年に刊行された単行本の表紙は
日本画家 中島千波先生の絵!
上に重ねてやる(笑)
椿が咲き乱れる「百椿庵」と呼ばれる古い屋敷には、若い女性の幽霊がでるとの伝説があった。
そこで独り暮らすことになった主人公の作家は、
ある日、突然、出現した着物姿の美少女に魅せられる。
「つばき」と名のる娘は、なんと江戸時代の人らしい・・・
150年という時間を超えて、思いを寄せあう二人。
何故、出会ったのか?この時空を駆ける恋は叶うのか?
タイムトラベル・ロマンスの名手による
究極のラブストーリー!
-裏書より-
単行本を読んだけれど
流れるように展開する出来事を追いかけるうちに
あっという間に読み終わってしまった
舞台を見に行くのを楽しみにしている
ちなみに舞台のキャストは 福田沙紀 永井 大 金子貴俊 等々
福岡での個展会期が終わり
上半期の大きな展示は終了
年初めの大阪の個展に始まり 広島 長崎 福岡
と西日本へ出掛け
展示も体調も好調と不調の繰り返し(笑)
今日は天気もよかったけれどほぼ1日描き進めほぼ4、5点が
同時進行中
ここ最近は森や水面など自然の景色を描くことが増えたけれど
久しぶりに街の景色も描いてみた
行き交う人や車
木々やアスファルト
そこに流れる空気の温度や速度
歴史や文化 生活が見えるところはやっぱりおもしろい
次はどこの街に取材にいこうか・・・