7月1日〜8月1日 新潟の雪梁舎美術館で開催される
第7回 風の会展に参加します。
雪梁舎美術館の公募展 フレンツェ賞展の各受賞者によって
構成されている風の会。
今から遡る事19年(!) 2002年に第4回フィレンツェ賞展にて
特別賞を頂き、これをきっかけに翌年からの1年間の
イタリア留学へとつながる一つの大きな分岐点となる出来事
でした。
出品作品 30号F 「月下の鼓動」 2021
海とシルエット
時を経て記憶の中の光は朧げになっていく様な気がしますが
その影は目の奥に鮮烈に残っています。
この何気ない景色にも懐かしさや優しさと同時に
哀愁が漂う風を感じます。
2004年当時知り合いだった子供たちをモデルに描いたのが
最初ですが、
まだ小さい2人の娘たちの未来の姿にも見えてくるのが
不思議です。
彩色した和紙を貼ったキャンバスをアクリル絵具とラッカー
塗料で塗りつぶし、その後自作の道具で表面の絵具を
削り取って人や波を描いています。
小説の表紙に採用された事も。