7月同時スタート

7月1日〜7日  天星会 岡山天満屋美術画廊

新作5点出品

7月1日〜14日 夏の会 日動画廊東京本店

新作4点出品

 

岡山と東京で開催予定です。

 

 

100年の時

岡山天満屋での展覧会の告知を載せてもらっている

美術の窓 7月号 が送られてきた。

8月9月号と2号に渡って自身の技法を紹介してもらう

予定であるけれど、生き残りをかけて描き続けてきた

絵描き達の試行錯誤の末にたどり着いたそれぞれの技法

は興味深い。

さらに連載されている ハリネズミのパリ通信 に

ヨーロッパの風物詩とも言える移動遊園地を保存した

縁日博物館 アールフォランの記事が出ていた。

ここ今は亡き友人が連れて行ってくれた場所の一つで

とても思い出深い場所だ。

100年ほど前の遊園地の遊具や人形劇、シンプルを極めた

ゲームの類などかつての人々や子供達が時を忘れて楽しんだ

であろう数多くの品々が広い敷地に保存され、今もなお

訪れた人々を楽しませている。

印象的だったのはこの博物館を作った方の想いと

入り口に飾られていた100年前の木工職人による手作りの木馬。

その想いに敬意を払い、インスパイアされて描いた

木馬の絵。

20号と80号で描いたその2枚はパリでの個展に出し

「まるで生きているようだ」

「本物の馬にしては不自然に見える」

など 最も な感想が次々と寄せられた。

父親のような歳の友人と、そのまたご友人の方の計らいで

プライベート空間のような環境で見られたこともまた良い思い出。

そしてその隣、野見山先生の日記が連載されているが、

100年の時を生き抜いて来られた絵描きの言葉が

その半分しか生きていない青二才の絵描きの胸に刺さる。

 

20200620_115707

F30-92x728cm-Carved-in-Time-2015-600x753

F80-1138x1458cm-Historical-Tradition-2015-600x465

お知らせ

前回のブログで ムカついた 件については

先方より謝罪の意向を伝えて頂いたので記事を削除

することにしました。

プロとして仕事をしている以上

退いてはいけないラインがありますが、

お互いに良いものを作り上げることが

最も大切なことだと思うので遺恨を残すことなく

これからも全力で取り組もうと思います。

お騒がせしました。

 

 

制作は続きます

F8 花あかり 2020

F8    花あかり

 

F4 夜に光る 2020

F4 夜に光る

 

F20 蒼の影に吹く 2020

F20  蒼の影に吹く

 

絶賛開催中の鎌倉の個展も15日までと残り少なくなりましたが、

制作は続き

7月1日から岡山天満屋でのグループ展に出品する絵を

仕上げています。

同じ日から日動画廊東京本店でもグループ展が始まります。

そちらの出品作はまた後日アップします。

 

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ

3ヶ月の間休みだった授業が再開され、

娘の幼稚園入園も済み登園も開始され、

鎌倉の展示に小さな水彩画を描き足し、

絵の制作過程を撮影しながら完成させ、

来年の展示の予定が決まってきている。

 

急激に賑わいだした鎌倉の

あるお店の方は

第2波なんて事になればもう耐えられない

厳しい状況だけれど、数ヶ月かけてでいいから

少しずつ戻ってきてくれればいい と。

 

元に戻せる事と変わらざるを得ない事

が見えてくる気がする。

 

12,5 x 18 cm あさひ 2020

12,5 x 18cm 始まりの朝 2020

 

 

 

 

 



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