ブレイク

 

野田新総理とかけまして

放射能の影響とときます

そのこころは

ドジョウ汚染が心配です

ダジャレはそこらへんにしておいて、
今週月曜日に台北でのアートフェアが終わった、と担当の方から連絡をもらい、バーッと・・・とか、(これは別件でだけれど)
言ってみるもんだな(笑)

ビバ台北!

画像は台北ではありません。

風はまだ吹いている

 

制作に全力を費やすために全てをあきらめたこの夏、
気の置けない仲間との唯一の夏イベント BBQ!

数か月前からこの日を待っていたその気合いに押されたか、
数日前の台風も進路を変え、太陽きらきら!

まぶしいビーチに炭火とパラソル、肉に酒♪
そしてそれぞれの沽券に関わる出来事満載♪

積年の恨みか!?目隠しをした彼女がスイカの隣に寝かされた彼氏を
竹筒や木刀でタコ殴りにするとか、(8割は誘導する側の陰謀)

殴打されたかの如くスイカまみれで砂の上にぶっ倒れている人とか、

水着の女の子ばかりを撮りまくるエロカメラマンとか、

xxをだしにxxxをxxx・・・(あぁもう書けない笑)

どれが誰の事かなんておれには言えなけれど、
とにかく総勢20人くらいでお天道様の下で大暴走♪
その後も夜が更けるまで大解放!

おれのイメージは下がっても構わないけれど、絵のイメージは下がりませんように。
そして夢の1日は過ぎ去り、密閉されたスタジオで絵を描く日々。

いよいよ案内状やカタログの色校も決まり、切れかけていたスタミナ
復活。
各方面のプロフェッショナルの方々のご尽力で、DMもカタログも自分史上最高の出来になると思われ、制作はぎりぎりまでかかるけれど相当楽しみになってきた。

頑張って描きました じゃダメなわけで、
いろいろな結果が伴わないといけないんだけれど、
それでもやっぱり楽しみになってきた。

画廊の営業さんの発言にちょっとカチンときたりもしつつ、(笑顔でかわしたけれど)絵描きの描く絵が、バーッと出来るって言うんなら、バーッと売って見てくれよ。
絵描きが偉いわけじゃない、自分の事だと思ってみればわかるだろ。

それでも、パリでの個展の後カンヌへ飛んだ大きな絵が2点も嫁入りしたと電話があったり、トレビアンな風はまだ吹いている。

A HAPPY ENDING

 

おれが描く絵には
たくさんの感情が入っている

包まれるような安らぎと、スッと吹く風みたいな悲しさと
誰かと繋がる喜びと、押し流そうとするものへの反骨と

おれはロックが好きだけれど

自分よりも強いやつに負けない身体を作り
不安や恐怖といった弱いやつに負けない心を作って
戦いに挑むアスリートも好きだけれど

本当に好きなのはハッピーエンド

そんな展覧会を目指している
みんなで笑おう

S&M

 

「リョークンS? M?」

「M寄りのS」

「そーゆーサイズ無いんだよね」

「あぁサイズ?」

「なんの話ししてんの?」

「性・・・」

「壁?」

「格。」

おつかれっす♪

天国と地獄

 

1日の制作時間を最大10時間にした。食事や休憩は除いて。
それ以上は身体が正しく機能しない(笑)

先月末から制作時間を増やすために朝6時起き!

しかし、来週末まで教えに行く教室が休みに入ったから、1週間丸々制作に使うスケジュールを組んだのだけれど、
1日10時間ペースが3日も続くと気合い空回りぃ!身体強制終了ぉ!・・・従ってこの1週間は無理な早起きはヤメにした。
ちなみに、1ヶ月の半分は教えにでているけれど、制作が忙しいからってそれが面倒くさいなんて思ったことはただの1度もないです。
(念のため)
ウーム・・・とか言っていつできるのやらわからない完成を、
黙って待ってもらえるくらいの大先生ならともかく、(それが絵描きのイメージらしい)
おれなんかまだ駆け出しの端っこくらいだから、自分の描くペースと時間をコントロールしてフルで使わないとな。

そして次々と仕上がるスピードに自分がびっくりしたりして・・・やればできるじゃん(笑)
いまだ昼間のエアコンはつけずに描いているし、暑さの中、気合に身体がついてくるように週3回くらい6~7kmのロードワークをしている。

制作漬けの日々、今週、今季最高傑作が誕生した。(あくまでも自称)

気分は天国、身体は地獄(笑)

いつでも持ち歩いているこの手のひらサイズのノートには、絵描きスケジュールやアイディアがびっしり書き込んであるのさ。

身代わり!?

 

例えば、大事にしているものが壊れたり、無くなったりした時、
何かを背負ってくれたんだなと思うことにしている。(なんて前向き!)

パリでの制作が終わる頃、
愛用のペインティングナイフが折れた。

何かが起こる予兆なんじゃないか、と思った。

先週、愛車DAYTONA675がゆっくりとアスファルトに寝っ転がり、右ウインカーカバーが割れ、ミラーが根元から折れた。(いわゆる立ちごけってやつ)

おれの右手をかばっての事。
革のグローブをしていたから打撲で済んだけれど、まだ右手薬指は腫れが引かない。痛みもあるけれど制作には影響ないから大丈夫。

それにしても夜、無灯火で飛び出してきた自転車のヤツ!
危ないのはバイクじゃなくてお前だぜ。

毎日早朝からヘビーなペースで描いているけれど、
頭の中は絵のことでいっぱい!だんだんと追い詰められてきている気がする(笑)
発言とか行動が過激にならないように気をつけるのが精いっぱい、
でも時々ねぇ・・・もう余裕なんてどこにもないナ。

パリのアパルトマンにいた時、時々窓の外にパンくずを置いておいた。
可愛い小鳥がくるんじゃないかな、と思って。
来たのはでっかいハトで・・・そこが気に行ったらしく、
目の前の樹に巣を作り始めたのはいいけれど、
おれが窓の前を通りかかる度に目が合ってドタバタとパニックになっていた。
そんなに驚くなら窓際に巣なんか作らなきゃいいのにサ(笑)

しばらくパンを置いているうちにその窓枠に小枝が置かれるようになって、奴らにとっては巣をつくる材料だから、きっとお礼のつもりだったのか。
まぁそんなことしてもハトはぜんぜん可愛くはないけれど、ちょっとそんなことを思い出した。

よし、休憩おしまい!また描くぜ!

描いているとき

 

展覧会の制作は順調に進んでいる。(はず)
大作から30cmくらいの絵まで様々、ある程度大きい絵はそれだけ表現したいことがあるので
自然と力が入ったり覚悟が必要だったり・・・

絵を描いている最中は、頭の中で考えていることがたくさんあって、
つまらないことだったり、絵についてだったり、人生についてだったりする。

そのうちにどんどんとエスカレートしていって、だんだんと音楽も聞こえなくなって、気がつくと何処かで遭難してしまうくらい
遠くへ行ってしまうから、そうならないくらい音楽のボリュームを上げて描いている。
時々ノリノリで歌ったりとかして、外に聞こえちゃっているんじゃねーかナ・・・(恥)

そんな調子でこれまでに描いた大小何百という絵の中に、
頼まれたわけではないけれど誰かのために描いた、という絵がある。
何百の内のほんの片手で数えるくらい。

絵描きにとって、望まれて描けるなんて憧れちゃうぜ ってくらい幸せなことだけれど、
例え望まれなくても、この人のために描きたい、と思えることがあるなんて最高なんじゃないかと思う。

それは頑張って描けるものでもなければ、望んで描けるものでもないからたくさんはないし、次にいつ描けるかはわからない。

そんな絵は、展覧会に出ることもその場所以外にかかることもないかもしれないし、
例えば、明日を望む小さな絵だったり、色鉛筆で描いたポートレイトだったり、サイズも技法も様々だけれど
それでもおれにとっては特別なものにかわりはない。

昨日はそんなことを想う嬉しいことがあって、少し元気になってまた新しい絵を描いている。



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