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20251117 15:35 | CATEGORY: blog

芸大の学部を卒業し、更に2年間の大学院生活を終えた時は、
学生という守られた内海から外海に泳ぎ出すような気分だった。
そこからはバイトの収入の中から絵を描く環境をどうやって手に入れるのか?
絵を描きながらの生活はどうやって組み立てていくのか?が大きな問題だった。
当然経済的な問題が一番大きかったが、就職をするという選択肢は真っ先に除外。
金銭的な安定を取るか、絵を描き続けるか。
後者を選んだ結果、家賃の安い立地とお世辞にもきれいとは言えないアパートで
絵の具とキャンバスにバイト代を費やし頼まれもしない絵を描き続ける日々。
そんな時に決断したのが画集の帯に書かれた
「絵を描かなくても生きていける、そういう道は歩かない」という生き方。
20251114 15:55 | CATEGORY: blog
仙台藤崎百貨店での特集は無事に終了いたしました。
初の仙台での発表でしたが、地元の作家さんや遠方より駆けつけてくださる方、
「ランチするために寄っただけなのに」、、、と見入って下さる方、
「ここだけ光が違う、、、」といって下さる方などなど
たくさんの出会いがありました。
さて、明日15日より鎌倉 gallery小町 にて
吉川龍作品展ーキラキラひかるー
が開催され、カレンダーとその原画を中心に多数の作品が展示されます。


芸術新潮にて紹介していただきました。

また
作品集 RYO YOSHIKAWA WORKS ー手のひらの虹色ー
求龍堂様より紹介ページが配信されました。
⬇️
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全国書店、Amazon、求龍堂オンライン、gallery小町でお買い求めいただけます。
20251028 21:45 | CATEGORY: blog
日動画廊でグループ展の最中ですが、
11月は個展ラッシュです。
その第1弾!仙台藤崎百貨店で開催の
[FUJISAKI ART COLLECTION vol.7]
に参加します。
場所:藤崎本館 7階催事場
会期:11/6(木)~11(火)
8(土)、9(日)は会場にてお待ちしております。
20251019 9:18 | CATEGORY: blog
10月22日〜11月4日 日動画廊東京本店にて
ARTIST TODAY 2025 が開催されます。
20名ほどの作家達による展覧会で私も最新作2点
を出品いたします。

F10 光澄む

F8 月の森の掟
月の森の掟は美術の窓10月号にアクリル絵具と和紙
を用いた技法紹介のページに掲載して頂いております。
会期中は無休となっておりますので、お近くにお出かけの際は
お立ち寄りいただけましたら幸いです。
20251015 15:04 | CATEGORY: blog
作品集「RYO YOSHIKAWA WORKS-手のひらの虹色-」
に収録されている彫刻家の大森暁生くんとの対談「光と影が交叉する先の、新たな世界へ」の一幕。
6月終わり、私の生まれ故郷の栃木県益子町にある実家にお迎えし撮影と収録をしました。
「予定調和は無しにしよう!」と事前打ち合わせ無しで鋭い質問を幾つも用意してくれて、会話は予定時間を大幅に超えて白熱!
これまでの事、これからの事、アーティストとしての構えや覚悟を同い年の男2人が熱く語っております。
2025108 9:57 | CATEGORY: blog

この度、求龍堂様より吉川龍作品集
RYO YOSHIKAWA WORKS ー手のひらの虹色ー
が刊行されることになりました。
11月10日より全国書店、鎌倉のgallery小町、及び
求龍堂、Amazonオンラインでもご予約いただけます。
大学の卒業制作から襖絵奉納まで、28年の制作活動を
まとめた自身初の作品集となります。
対談には敬愛する大人気彫刻家 大森暁生 氏を迎え、
ものつくりの視点と構えを綴りました。
1人の絵描きの追いかけている世界観をお楽しみ
いただけましたら幸いです。
求龍堂オンライン
https://www.kyuryudo.co.jp/ryo-yoshikawa
amazon online
https://www.amazon.co.
2025914 8:25 | CATEGORY: blog

F4 「街の朝」 2025 水彩紙に透明水彩
月に2度(日、木) 授業をしている横浜市金沢区
の水彩画クラスの展覧会に賛助出品するため、
4号サイズで昔訪れたマヨルカ島の景色をモチーフにキラキラとした
朝の光を描いてみました。
描いてみた・・・というのは、
透明水彩の場合、光の部分は紙の白を塗らずに取っておくのが
最も綺麗に見えるのですが、光を丸く残すというのが
とても難しいので特に木漏れ日などは難易度が上がります。
今回も「水彩だとちょっと難しいかな・・・?」
という気がしたのですが、なんとかなりました。


それに味をしめ・・・もう一回り大きいので描いてみるか
となり、6号でも制作。
サイズアップしたので描き出しの影描写をより大胆に、
ディテールもそれに合わせて描いたり、そもそも光の
射し方と範囲に変化を持たせたり・・・。
並べてみると4号と6号って結構大きさに差があるものです。
それぞれの絵を額縁に入れてみると、ゴールドの額は光が少し
暖かく柔らかい印象なのに対して、シルバーの額は透明感と
シャープさが際立って見えます。
そして、実はゴールドの方がマット幅が広いので
絵だけの時よりも額縁の外側のサイズの差がないことに気づきます。
額選びは絵に合わせがちですが、飾る場所に合わせて選ぶと
絵の印象も変わって面白いと思います。
6号の方は別の場所で展示する予定です。
2025831 13:20 | CATEGORY: blog

8月は福山天満屋での個展が終わり、
帰ってきてすぐ次の制作をスタートしています。
年内にあと4カ所で個展、特集があり、
さらに3カ所でグループ展もあるので休んでいる暇はないし
まぁ休む気もないんだけどね(笑)
そして、いろいろなプロジェクトが同時に動いている
のだけれど、来年のスケジュールは大変です。
今のところ毎月どこかで個展が開催され、さらに大作を描く予定が
入っていて今から準備を始めないと!と身構えたりしているうちに
明日から9月!
がんばれおれ!笑
2025726 8:55 | CATEGORY: blog




国際カード(トランプ)サイズ 6,3cm × 8,8cm
の手のひらに収まるくらいの絵。
春に描いた襖絵は最大5m超、大きな絵、小さな絵、
それぞれに見せ方、作り方があります。
これら小さな小さな絵は8/20〜25 福山天満屋での
個展にてご覧いただけます。
202566 15:43 | CATEGORY: blog
6月に入り、天候や気温が変わりやすくなってきました。
5月には水彩画クラスのスケッチで金沢自然公園と
野島旧伊藤博文邸に出かけ、それぞれ爽やかな日差しの下
スケッチをしてきました。
来週6月12日から晴嵐かなざわの生徒さんたちの展示会に賛助出品します。


2025523 11:37 | CATEGORY: blog

F10 月明かりの幻 2025
5/22〜6/4 日動画廊東京本店にて
毎年恒例となっております第62回太陽展
が開催され、10号の新作1点を出品しています。
お近くにお出かけの際はお立ち寄りいただけますと
幸いです。
2025514 12:22 | CATEGORY: blog
制作中はスケッチや画像を参考に蓮と桜のミックス
された空間を作っていきました。
蓮と桜、咲く時期は本来であれば重なりませんが、
そこにはご住職の特別な想いがありそれでも良いから
是非に、となりました。

設置されるとアトリエで見ていた雰囲気とは
また違った空気感を感じますね。

そして、3月末には境内に咲き誇る本物の枝垂れ桜
と共に襖の桜も見られるというなんとも贅沢な1週間
の景色となるわけですからこれは外せませんね。

末長く空気を繋ぎ、風と共に馴染んで行く姿が
楽しみです。
2025420 9:50 | CATEGORY: blog
4枚組の襖は横幅が5mほど、
ベース色を重ねた後、全体のバランスを見ながら
白い絵具で光の描写を重ねていきます。
水彩スケッチなどでイメージは確認してありますが、
スケール感も違うので構図などはアドリブで決めていきます。
廊下を挟んで中庭に面する部屋に設置することを考慮し、
正座をして見る高さに目線が集まるような構図にしてあります。




202546 8:41 | CATEGORY: blog
廊下の先にある客間への入り口には
月と鹿を描きました。
庭の湾を象った枯山水から天空まで、
その 間 に我々人間や動植物が生きている
という構成にしたものです。




202543 10:25 | CATEGORY: blog
普段制作しているスタイル同様に和紙にアクリル絵の具を
用いて描いていますが、この和紙は一度に色が出ないので
相当数重ねて少しずつ色の深みを作っていきます。
完成予想を立てながら、必要な色を順に重ねて塗っていきます。
基本的に混色はしないので、原色を重ねて出来た色を
コントロールしていきます。





2025321 14:55 | CATEGORY: blog
襖絵を制作するに当たって、蓮の取材へ行き水彩スケッチをしました。
ご住職のご希望と自身の世界観を合わせた大きな制作テーマは早い段階で決まっていたので、
構図や色調などを具体的なイメージとして描くために1/3スケールの制作をしました。
2枚扉で横幅90cm程、4枚扉は横幅160cm程になります。
当初、板扉に和紙を貼る仕様になる予定でしたがこの1/3スケールを描いている途中で
本襖へ変更になるというハプニングもありました。滲みや絵の具の乗り方などに
影響が出そうでしたが、描きながら様子見て対応するからまぁ大丈夫でしょ…
と大きな問題にはなりませんでした(笑)
最終的な襖とはスケールも違うので、構図やマチエールの変更をしましたが、
最初のイメージはこんな感じでした。
2025313 17:13 | CATEGORY: blog
そごう横浜での個展-光の射すところ-は盛況のもと終了致しました。
そごうのお客様、何度も私の絵を観に来て下さる皆様、初めてご覧いただいた皆様、
各方面の友人達、生徒さん、町会や民生委員の仲間、娘たちの小学校や幼稚園のママ友、
等々とても多くの方々にお越しいただき良い展覧会になったと思います。
週末の在廊を早めに切り上げて羽田空港へ、
昨年から制作を進めていた襖絵の奉納に行って来ました。
ご祈祷式、入魂の儀を経て無事納まりこちらも多くのご縁を繋いで頂き素晴らしい体験が
出来たことに唯々感謝するばかりです。
こちらは完全非公開なので一般の方に見ていただくことはできませんが、
引き続き襖絵制作過程などお知らせ出来ると思います。
廊下を進み月と鹿の襖を開けると
裏には月と蓮が
振り返ると蓮と枝垂桜
開けると外には枯山水の庭と大きな本物の枝垂桜が。
その奥の部屋には水の森
奥には月と蓮がみえます。
202534 9:14 | CATEGORY: blog
本日3月4日よりそごう横浜6階美術画廊にて
吉川龍作品展ー光の射すところーが開催されます。
季節先取りの光と風をお楽しみいただければ嬉しいです。


F20 春風に映ろう

F10 銀色に枝垂れ

サムホール 風薫る
2025224 16:33 | CATEGORY: blog
横浜の個展に先立って、2月26日〜3月4日
伊勢丹浦和店6階美術サロンにて洋画 四希の会 が開催されます。
美術の窓3月号に展覧会情報を掲載していただいております。
4作家によるグループ展となります。
伊勢丹での展示は初めてとなりますが、お楽しみいただければ嬉しいです。
2025212 8:29 | CATEGORY: blog
本日2月12日より福山天満屋6階美術画廊にて
「洋画有望作家展」が開催され数点出品しております。
それぞれの表現をお楽しみ頂けましたら幸いです。
