この1年の作品制作数は過去10年間の中でも
断トツに多い年だった。
元々朝型なのだが昨年夏過ぎ頃からは毎朝5時
から制作に取り掛かる生活が続いている。
そして今年もすでに年末まで九州各地〜札幌
まで個展、グループ展が予定されており、
昨年の制作数を超えるくらいのペースで
日々制作しています。
1月末までパリ日動画廊で3人展が開催されていて
フランス人アーティストに混じって好評だったと
のこと、
そして2月2日から神戸大丸での個展を皮切りに
大阪、京都と続けて展示があり新作40+余点
を引っ提げて臨みます。
状況は厳しめですが、これまでも安泰だったこと
などはなくいつでもギリギリのところでやってきた
ので結構肚は座っています。
昨年の今頃もこんな感じだったなという写真。
ギャラリースタッフがアトリエに来て仕上がった絵を
運んで行ってくれました。
準備は整った、あとは煮るなり焼くなりしておくれ
という状態だけれども、ひと段落なんかしている暇は
なく次の展覧会に向けて制作は続いているのです。
制作するにあたってより良い環境を手に入れるのも
才能の内だよな と思いつつ、これまで国内外色んな
ところで描いてきた。
賃貸の部屋を絵具で汚さないように板や布で部屋中を
養生したり、留学先のイタリアでは拾ってきたベッドの
骨組みをイーゼル代わりに使ったり、、、パリで使わせて
もらっているスペースは天井まで4mくらいあって
広さも十分で最高の環境だったりもするのだけれど。
狭いとそりゃぁ不便だし苦労もするしあちこち突っ掛かって
イライラするけれど、広くて静かで良い環境だからといって
それに比例していい絵が描けるとは限らない と思うので
今手に入れた環境で最大限の仕事をする という姿勢を
常に保とうとしているのです。
それにしても広ーいスペースででか〜い絵を描きたいなぁ。
来月から神戸、大阪、京都での個展ツアーが
始まる。
昨年から描きためた新作40点が仕上がり、
準備は整った。
画像は水辺の絵シリーズ。
やりたい事、描きたいものは次から次へと
溢れ出てくるので手の隙間をすり抜けて行って
しまわないように必死に描きとめようと毎日
絵に向かっているのです。