ギャラリースタッフがアトリエに来て仕上がった絵を
運んで行ってくれました。
準備は整った、あとは煮るなり焼くなりしておくれ
という状態だけれども、ひと段落なんかしている暇は
なく次の展覧会に向けて制作は続いているのです。
制作するにあたってより良い環境を手に入れるのも
才能の内だよな と思いつつ、これまで国内外色んな
ところで描いてきた。
賃貸の部屋を絵具で汚さないように板や布で部屋中を
養生したり、留学先のイタリアでは拾ってきたベッドの
骨組みをイーゼル代わりに使ったり、、、パリで使わせて
もらっているスペースは天井まで4mくらいあって
広さも十分で最高の環境だったりもするのだけれど。
狭いとそりゃぁ不便だし苦労もするしあちこち突っ掛かって
イライラするけれど、広くて静かで良い環境だからといって
それに比例していい絵が描けるとは限らない と思うので
今手に入れた環境で最大限の仕事をする という姿勢を
常に保とうとしているのです。
それにしても広ーいスペースででか〜い絵を描きたいなぁ。