相変わらずテレビは繋いでないので見ないが、夏休み中の小学生の長女は どこからか新たな情報を仕入れてきては無意識&秘密裏に温め、 不意にその片鱗を表すことがある。 例えば好きな音楽、絵に描く内容、言葉の端々に見える変化など。
人は他人には見えないような事を常に抱えているのだ。
描き上がった絵のファイルを作る際にサイズ、タイトル、制作年を 書き入れるのだけれど、2022と描く度に ? と思う。
そうか、まだ2022年か、と。
今年の制作数はもう100点をとっくに越えたのに、大きな絵を描いていない。
大きな絵を描かなければならない。
小さな絵ばかりを描いていたらこのまま消えてしまいそうな気がする。
大きな絵を描かなければならない。
いつも自身の何処かにこんな声が響いている。 いや、大切なのはサイズよりも描かれた世界の深さだと知ってもいる。
描けばいい。
何を描くか。
赴くままに。
何処へ向かうのか。
そんな事を考えている内は何も生まれない。
出来ることは限られている。
使える時間にも限りがある。
大きなキャンバスを張った。
もう次の世界は見えている。
明日から特別企画として「いぬと、ねこと、」が
軽井沢日動画廊で開催され、案内状にも掲載して
戴いた私の POINTER F6 も展示されます。
100名近くの作家が犬、猫をテーマに制作、展示されて
いますが、
風の匂いを嗅ぎとる野性味溢れる美しい姿を感じて
戴ければ嬉しいです。
こんな小さな水溜りも・・・
絶好の撮影ポイントに!
予想外の青空に気を良くしつつ小岩井農場を後にし
盛岡市内へ。
現地スタッフお薦めの街中から岩手山を臨む景色を
探すも山頂に重ーく垂れ込めた雲が退かず断念。
商業施設の屋上からの眺めも山頂は見えず。
火の鳥 のような雲は面白かったけれど・・・。
数時間後、現地スタッフとの約束に向かう
タクシーから何気なく窓の外を眺めていたら
なんといつの間にか雲が切れて素晴らしいシルエットが!
慌てて車を降り走って引き返して見たのがこの景色。
強運というかなんというか。
お世話になるギャラリーの方をお待たせしながらも
良い景色に出会いサイコーな気分で地元の居酒屋さんへ。
季節の魚は元より美味しい料理と酒は昼間の
良い予感をそのままに、展覧会へ向けての決起集会と
なりました。
あまり記憶になかった ホヤ を食べてみたのですが、
素晴らしいコンディションでとても美味でした!
同席のお二人にはイマイチだったようで、
ほぼ1人で頂きました(笑)。
翌日は奥入瀬渓流を目指しますが、
天気予報は雨。。。
どうなりますか。