今日と明日の間 ーBetween today and tomorrowー
と名付けた銀座日動画廊での個展も残す会期は明日1日となりました。
在廊できる日は今日で最後、明日は朝から夜まで授業です。
昨年から引き続きコロナウィルスの影響で大変な状況の中
沢山の方々に足をお運びいただきましてありがとうございます。
様々な環境でお過ごしの方がいらっしゃる中、
観に来て下さった友人知人、お買い上げくださった方、初めて観に来て下さった方、
実は長年お会いしたかった方、
この機会にお会いできて本当に良かったと思います。
私の描く絵を観て、
いつか手に入れたいので仕事を頑張る とか 癒されました とか
ずっと観ていたい とか、買いたかったけど買えなかった とか
買えるほどお金がない とか 飾る壁がない とか
多くのお言葉を頂き大きな励みになりました。
残念ながら来ることを断念された方、物理的距離の問題で来られなかった方、
私の絵をご存知ない方、
安心してください。
私は絵描きの道を歩むことを止めませんので、いつか 必ず
また私の描く絵を目にしていただける日が来ると思っています。
この道はこれからも続きます。
今日と明日の間にいる皆さん、今日から明日へ共に歩み出しましょう。
3年ぶりの大分の個展は熱烈歓迎ムードでした。
数週間の会期の間のほんの2日間の滞在でしたが、
この大変な状況の中、
万全を喫して臨んで下さったスタッフ、関係者の皆様、
楽しみにお待ちくださり、私の絵に触れ喜んで下さった
ファンの皆様の気持ちが1つになったグッとくる2日間
でした。
制作はこれからも続きますが、また呼んで頂ける様
尽力したいと思います。
ありがとうございました。
これまでの中でもトップレベルのペースでの制作が続いたが、
久しぶりにゆっくりと考えを整理する時間を持てたこの2、3日。
2008年の日動画廊での初個展が実質の画壇デビューとなる訳だけれども
そのきっかけとなった2004年の昭和会よりも数年前、
福井の美浜美術展というコンペに出品し優秀賞を頂いた。
当時の審査員の先生から受賞者へのコメントとして
「技術偏重の仕事が気になる、もう少し優しさを込められれば」
とのコメントを頂いた。
当時は自身の生き方に優しさなど求めてはいなかったのでピンと来なかった。
20年程の歳月を経て私の絵の批評に 優しさ や 愛情深い と言う
表現が出てきたのを目にし少し驚き、暫くして納得。
心身を鍛え、居場所を求めて彷徨いながらようやく辿り着いた場所で
この先を見据えている。
個展の会場にいる時は自作を前に「どうすればもっと良い絵が描けるか」
ということしか考えていない。
明日から、もしかしたら10数年後に辿り着くことになる
未来に向けての日々が始まる。
東京の個展の出品作品42点の新作は
全て完成しました。
東京では5年ぶり、渾身の作品群です。
来週頭に搬入に来てもらい送り出します。
15日の初日に先立ち一部の絵はweb日動画廊で
先行公開中です。
https://web-nichido.com/how-to/
そして11日の日経新聞 には日動画廊の広告
と共に私の展覧会情報と絵を出して頂きます。
なんとタイミングの良いことか、
運も実力のうちと言うことで(笑)
15日より27日(日曜日は休廊)お待ちいたしております。
4月15日(木)〜4月20日(火)
第18回 現代 日本画・洋画 大絵画展
<8F/南催し場>
にて特集作家として個展を開催します。
大分での個展は3年ぶりとなりますが
充実したラインナップで臨みます。
17日、18日には会場にてお待ちしています。
『光の中へ』 F10
『森の幻影』 F10
『はるひいろ』 F6