東武宇都宮 5階イベントプラザにて
第20回 2024 東武 秋の絵画市
が開催中です。
100号の大作から小品まで最新作を含めた
充実した内容になっています。
11月2日、3日は会場に出ております。
お声がけ頂ければ嬉しいです。
今月23日に終了した生まれ故郷での展示には父親とのエピソードを
含んだ展示コーナーを設けて頂きました。
父がこの世を去って8年、病気療養中の彼を見舞った帰りに見た
打ち上げられたボート。
子供の頃からの記憶と、この世との関わりを少しづつ手放して行くような彼の姿
がこのボートと重なって見え、絵かきの端くれとして残しておかなければと
思い描いたものです。
水彩画(上)とキャンバスにアクリル絵の具で描いた20号(下)
その下の陶板の一枚は、父が今の私と同い年の時に同じ場所を描いたもの。
そして会期中在廊した日が彼の誕生日でもあり
こうして見ると数奇な運命にも見えますが、「そんなのただの偶然だろうよ」
と苦笑いしていたことでしょう。
現在開催中の 無用の用ー益子を形るー
はそれぞれ異なる作風の4作家が益子という
地への結びつきがあって同じ空間を共有しながら
展示をしています。
私自身彫刻(陶器を素材とした)と同じ空間で
展示をするというのは初めて(?)ですが、
とても良い空間になっていると思います。
会期は9月23日まで(会期中無休)、
9月15日午後、16日 は会場に
いる予定となっていますので、ご来場の方と
お話しできれば嬉しいです。
お気軽にお声がけくださいませ。
高校を卒業するまでの18年を過ごした生まれ故郷の
益子町で展示の機会を頂きました。
陶芸作家であった父親が命を削りその生涯を終えた場所。
何者でもなかったおれが30数年の時を経てこの地で絵を見て
もらえると言うのはとても大きな意味があると思うのです。
無用の用・益子を形る-アートを楽しむ町へ-
日時 8/31(土)~9/23(月祝) 水、木は休館日
場所 もえぎ本店アトリウム
栃木県芳賀郡益子町上大羽堂ケ入2356
https://www.instagram.com/moegi_mashiko/
F100 光の如く
約6年ぶりに訪れた岡山天満屋 ホテル催事の
会場には10数年応援してくださっている方々に
おいで頂き、又初めて絵を観てくださった方々も
ありました。
絵を描く構えの話を聞いて下さったり
今後の展望の話をして下さったり
絵に込めたテーマの話に頷いて下さったり
充実した数日間でした。
日動画廊での個展は会期の半分を過ぎました。
梅雨入り宣言のあった初日は大雨でしたが、
それでも生徒さんや旧友たちが駆けつけてくれ
良い1日を過ごせました。
今展覧会は、描くべきことがクリアになった
事もあり、描き出したい世界観がストレートに
伝わる展示になったと思っています。
後半も出来るだけ多くの方に見ていただければ
嬉しいです。
本日最後に描きあげた作品を持って日動画廊へ。
毎回「間に合うかなぁ・・・」という不安と
闘いながらの制作ですが、限界のペースをなんとか
乗り越えて完成しました。
我ながら力のこもった40点、良い展覧会になる
と感じています。
展覧会毎にテーマを決めて描きますが、
描いている間は実に様々なことを考えながら
キャンバスに向かっています。
そこで見えてきたことが次に描く絵に反映されたり、
数年後に形になったり。
今回も、何年も描いてみたかったけど描けなかった
絵があったり、何度も描いているモチーフにこれまでとは
別の空気を見出したり、なかなか楽しい時間でした。
そして、これまで行動してきたことやこれから先のこと
が1つの世界観を持って描き表せるという確信が持てたのは
深く集中した時間の中で見出した答えなのでしょう。
一つ終わったということは、次が始まることを意味します。
会期中はもう次の制作のイメージが頭の中をぐるぐるしている
ことでしょう。
F130 (162cm × 194,5cm) 『小さきものたちの楽園』
F100 『青く、深く』
S50 『風影』
F50 『遠くの空より』
F10 『流閃光』
F8 『街の音』
F6 『黄昏の影色』
F4 『Old Style』
F4 『日々のかけら』
全40点のうちの1部です。
日動画廊東京本店にて3年振りの個展のご案内です。
自身の原風景とも言える光に包まれた自然豊かな景色
から、所縁のあるパリやフィレンツェの街角の光の温度
や風の色をシルエットで描き出した、130号から小品まで
最新作約40点の発表となります。
場所
日動画廊東京本店
中央区銀座5−3−16 03(3571)2553
日時
6月21日(金)〜7月5日(金) 10時半〜18時半
土曜日は11時〜18時 最終日は16時まで 日曜日は休廊
となります。
是非ご高覧いただきたく宜しくお願い申し上げます。
この数ヶ月は1日10時間以上制作に向かい
多忙を極めておりますが、本日5月24日
53回目の誕生日を迎えました。
今年初めには引越しや仕事場の改築もあり
地域の皆さんの優しい心遣いと共に
娘2人もすくすくと成長し、お陰さまで
家族皆元気に過ごしております。
仕事面でも更なる目標は次々と見えており
日常生活ともども損得を追い求めるのではなく
些細なことの中にも意味や価値を見いだせる
懐の深い構えで 常に全力 をモットーに
突き進みたいとおもいます。
5/22(水)〜6/5 (水) 日動画廊東京本店にて
第61回太陽展が開催され、
S10号の新作1点を出品します。
銀座にお出かけの際はお立ち寄り下さいませ。
S10 風色のゆらぎ
6月末に予定されている日動画廊東京本店
での個展にむけて、
日中の用事は全てシャットアウトして制作して
おります。
相変わらずの制作ぺースですが、
先月リノベーションが終わり広くなった
制作スタジオは大きなキャンバスを複数
置ける場所がありなかなかに快適です。
全40点、期日までに無事仕上がりますように。
昨日は猛烈な雨と風の時間もありましたが
巷の桜は残っておりました。
本日より15日まで、
川崎日航ホテルビル3階にて石割桜も満開です。
お近くにお出かけの際はお気軽にお立ち寄り
下さいませ。
時々水彩画を描きます。
水彩画は特にスタイルを持っていなので仕上がりの印象は様々です。
風の音や光の温度、佇まいを描き表したいと思って描いています。
うまくいってもいかなくても、自由な感じがします。
約1カ月経ってついに完成しました。
元アトリエスペースの隣のキッチン側の壁を
ぶち抜いて一部屋に。
鴨居とその上の下がり壁も全部取り払い、
北側の窓は塞いで全て壁に。
ここまでは大工さんにお願いし、
7メートルほどある壁を照らす照明を
電気屋さんにつけてもらい、床を張ってもらう前に
ペンキ塗りだけ自分でやりました。
2階に引っ越ししていた道具や買い足した設備をおろし
大きな絵もたくさん並べて描けます。
これからこの部屋が新しい絵で埋まっていくことでしょう。
2011年から18年までは、電車の高架下にある小さな2階建てを居住&制作スペース
として使っていました。
制作環境はさほど悪くはありませんでしたが、生活環境は良いとは言えず(騒音や浸水など)
高架の耐震補強の工事のため立ち退きになり転居することになります。
友人の紹介で移り住んだ借家は一軒家で、子供を含めた生活環境は飛躍的に改善されました。
住居を兼ねているため制作スペースは手狭になりましたが、過去国内外様々な環境で
描いてきたので モチベーションを下げなければなんとかなるでしょ とギアを入れ直し、
5年間での制作数は500枚以上になりました。
この借家から徒歩数分の所に居住を移すことになり、これまで住んでいた場所を
丸々制作スタジオとしてリノベーションすることにしました。
主に1階部分を大々的に作り替えるため、現在は事務所&作業スペースで少しずつ制作を
始めています。2階のもう一部屋は材料や作品の保管スペースとして使う予定で完成すれば
作業効率は飛躍的に良くなると思います。
2月23(金祝)、24(土)、25(日) 天満屋福山7階大催場
にて開催予定の「パリの風色」の記事を
美術の窓2月号に掲載して戴きました。
2月14日〜19日 6階美術がろうで開催の洋画有望作家展
と併せてのご案内です。
美術の窓は1月20日発売です。
昨年母方の祖母が99歳で亡くなり、
新年の慶のご挨拶は失礼致しました。
2024年の最初の個展は2月23~25天満屋福山での
催事にて特集作家としての展示となります。
これまで幾度も滞在制作、個展を開催したパリ
をテーマにした構成となります。
詳細については改めてご案内いたしますが、
様々なパリの風景をお見せ出来ると思います。
本年も宜しくお願い申し上げます。
本日12月6日よりそごう大宮店での個展 風色の記憶 が
始まっております。
12日までの会期中、9日(土)、10日(日)は会場にて皆様の
お出をお待ちしております。
F10 かげろう 2023