終わりました!個展。
沢山の人に会えて、話をし、
描いてから展示が終わるまでを振り返り、満足できる仕事ができた。
常々公言していることだけれど、
絵描きは 描いて終わり じゃない。
作ったものに対してオーディエンスとコミュニケーションをとり
そしてそこで得たものをまた表現に反映させる。
その過程でギャラリーやミュージアムという機関が入り、
それぞれにその世界での流儀と成果がある。
コミュニケーションというところでは、概ね良い評判だったと思う。
惹き込まれたとか、先への期待感があるとか、絵画の新たな役割を担っているとか、
とかとか・・・。
成果というところでは、台北アートフェアは大作5点が完売、
個展では新作40点中20点が、過去の作品の中からも数点が売約となり、
上々の出来でした。(喜)
そして、夏からなーんにもしていなかったので
少しリラックスする時間を楽しんでいる。
今年中にもまだ絵は描くけれど、
来年以降のイメージを広げてまた突き進む準備をするんだ。
信じている事と確信したこと、
それは 熱い思い をもってすべてをかけて臨むこと。
何気ない日常からその構えがあれば、それは色んな所へ
良い影響をもたらすってことだ。
この1年間の制作活動で感じたこと、
景気が悪いとか、悲惨な出来事が起きたとかで国やら世界やらが元気がないとき、
その影響をモロにうけながら、希望や覚悟の詰まったモノを作れるか、
そういう生き方を通せるか、それがアーティストの使命の一つだと受け取った。
まだまだおれの歩く道には続きがあるよ。