スーパーヒーローが好きだ
スーパーヒーローの中に 誰かさんみたい という人はいない
すべてが オリジナル=自分のもの でなければそうは呼ばれないのだから
アイディアよりもテクニックよりも最後に欲しいのはオリジナル
胸をはってオリジナルをやる
その姿はクールだ
先週 のりうつる奴がいる・・・と書いた直後にのりうつられ(笑)
何の前触れもなく高熱を発し一晩苦しむ
ご飯をたくさん食べ 運動をして汗を出し 復活!
スーパーヒーローは遠くかすむ
描き続けていると 腕は絶妙なコントロールが利き
頭の中は直接的にそれとは無関係と思えることが次々にめぐり
最終的に現実のかたち(絵)となって返ってくる
かつて 自分のイメージ以上のスピードで動き
身体の内側の音や遠くであるはずの人の声、息遣いが
耳元で聞こえる(聞こうとしている音だけ)という極度の緊張と集中力を体感したことがある
きっとどの世界にも のりうつるやつ がいる
ほんの一瞬だけ
個人の持っている幅をどこまで 広げるか 絞るか・・・
新しい展開を 誤解を恐れずに勇気を持って出すか 恰好がつくまで温存するか・・・
これまでの 特に昨年の個展からの変化に対して
いろいろな観点から少しずつ反応が聞こえてきたりもしており
創るものに第三者が関わる機会が増えてくるというのはこういうことなのだ と考えたりもする
制作というのは これまでのバックグラウンドはもとより
前後5年くらいのことは自然に考えてしているので
良くも悪くも細かい反応には流されずにしないといけない(意外と難しい…)
とても大きな絵の 全体を見ながら(想像しながら)指先くらいの
小さな部分に手間と思い入れを集中するように
流れは 乗るのではなくって 作らないと
大きく出すぎたか
せめてコントロールくらいはしたい