出だしがこんなで
終わりがこんな。
水彩画の授業をしているクラスの内の1つの
展示会に出品予定だったこの水彩画。
件のウィルス拡大防止策で授業と共に展示も
中止(というか延期)になり、
4月に予定されている別のクラスの展示会にも
出す予定ではいるもののそちらもどうなるやら。
大混乱の様相は身近な所にも影を見せ始め、自身の生き方を試されているように思う。
多くの考え方があるのは当然。
しかし意見が異なるからと言う理由だけで他者を批判したり遠ざけたりすることには抵抗がある。
とは言え端から信じていない所からの不確かな情報(意見の相違を越えているもの)のために必要以上に右往左往することにならないようにしたい。
そして必要以上に心が落ち着かないときにこそ拠り所の1つとしてArtの力と言うものが意味を持つのだと思う。
少しでも多くの人達の心が落ち着きを取り戻せるようアーティストとしての信念を持って出来るだけの事をしたい。
昨日1日限定で開催されたホテル催事
福山天満屋『美の逸品展』に行ってきた。
グループ展では年に1〜2度、特集は数年ぶり3度目
の機会を頂き昨年後半より気合十分で制作した
新作19点を持って臨んだ。
この4ヶ月ほど、月に10点を超えるペースで
制作を続けていたのも相まって前夜は愛飲のJACK DANIEL’S
を1本空けるくらいの勢いで飲み締めのラーメンもしっかり
食べて翌朝7時から会場設営現場に。
今回自身初となる個展会場でのデモンストレーションを
したわけで
普段はHEAVY MUSICをかけながら集中力を高めて
行くのだが描いている間も当然話しかけられたり
するので絵に入っていくにはいつもの倍くらいの集中力が
必要になる感じだった。
結果オーディエンスは喜んでくれたし
なんと描きかけの状態で売約が決まるハプニングもあり
(春の展覧会に出すつもりだったのに笑)
この特別な状況下での制作も良い経験だった。
そして昨年の不振をひっくり返すべく評判と結果は善戦となり
ホッとしつつ今日もまた絵を描いている。
そして19日からまた福山天満屋美術画廊での 洋画有望作家展
でお世話になります。
今日は朝から厚い雲が出ていて空を見ているだけで寒い。
先日発売された美術の窓に2月16日の福山ニューキャッスルホテルで
開催される特集の記事を載せて頂いた。
今回は記者の方が家に来てくださり、
短い時間の中で絵や仕事に対しての向かい方などを話し
良いひとときを過ごした。
学生時代からしばらくは美術の窓をはじめ各美術史を
何か絵に参考になるきっかけはないか とか
コンペや海外の情報などを食い入る様に読み
現状を脱却する道を探していたなぁ。
そんな若い人がこの記事を読んでくれているんだろうか。
若い友人の絵描きさんが家に来て楽しんでくれたりもして
そういうのも悪くないなぁと思いながら4月の個展に向けて
数十点を制作中です。
年が明けて初日、つまりは元旦から大惨事。
仕事上の大事な物を紛失し未だ出て来ず。
ゴミなどに紛れて家の外に出た可能性は低いので
いづれ出てくると思うが・・・どうでしょう。
昨年夏に友人たちの図らいでミュージシャンの
アコースティックアルバムのCDジャケットおよび歌詞カード
の絵を描かせて貰ったのだけれど、そのスペシャル記念ライブ
が1月18日都内で行われ、100人を超える超満員の会場で
ライブペインティングをした。
初めての事尽くしだったけれど人としても絵描きとしても
素晴らしい経験だったと思う。
かつて上がったボクシングのリングに向かうような
緊張感と決意で臨み、自身の丈を思い知らされたりもしたけれど
言葉では言い表せないほどの高揚感と共にできる限りの事を
したと思うがその影に少しの悔しさを残し特別な一夜は
走り過ぎた。
余韻冷めやらぬ中、春の個展に向けての制作をハイペースで
進めている。