衝動

 

 

バスキア4

 

比較的平和な社会に生きてるけれど、

常に何かに怒ってもいるし、不満も不安もある

このまま好きな事を仕事にして、家族がいて、

ささやかな幸せを感じながら普通に暮らせれば、それでいい

なんて思っていない。

 

夢を見ているようなことを言ってるのは解っている。

時々子供みたいだ というようなことを言われるけれど、

子供のころに思い描いていたことと何も変わらない。

 

頭の中で絵が見えるのを待っている

頭の中で音が聞こえるのを待っている

頭の中に言葉が浮かぶのを待っている

 

無類の天才ではないということを知ってしまった今

どうやって生きてくか

心と体を解放する場所を探してなんとか死なないように

道を探して歩いている

 

次の人生があるのならば

きっと違う道を選んでいるだろう

そう思うことを現実のものにするように

今を過ごさなければ絵を描いている意味なんて

何もない

バスキア5

 

バスキア3

 

 



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