目に見えること、見えないこと
触れられるもの、触れられないもの。
これまで描いてきたものは、ImageとMaterialとを
行ったり来たりしてきた。
その2つは混在していて、見る距離によって見え方は
変ってくる。
過去を遡ったり、時には視界が狭くなるくらいに現実と
闘っていたり。
ボクサーを描いていたのもそんな頃だったかな。
それから、180°視界が変って、景色はシルエットになり
色が増え、暖かさを増して、今少しずつその距離を縮めつつある。
見た目ってのはImageで
目をつぶって触ったものがMaterial。
だから、少しずつ距離を詰めて行けば、本当のRealが描ける
と思う。
こいつは、
誰かが敷いた道を行くなんてまっぴらだぜ!
っていうのと
誰かが敷いた道がデコボコだったり途切れていたりしていて
参っちまうぜ!
って話だ。