友人曰く、「画家のイメージ変りました」
画家って言うとキャンバスの前で絵筆を持って悩みながら格闘する
って感じかと思っていたけど・・・だそうで。
確かに画面に向かって模索しながら描くというのは間違いではないけれど、
そういうのは学生が終わってしばらくした頃に卒業しました。
“そういうの“ ってのはどういうのかって言うと、
向かう先が分からずにひた走って、辿り着いた所が新境地 みたいな錯覚を
信じていた頃のこと。
プロってそうじゃないと、途中で思った時期があって、
じゃあどういうのがプロかって言うと、
金を貰う前に、信念があって、それを表現なり体現なりして、
それを伝える努力をして、結果それを続けさせてもらえる環境を手に入れ、
継続すること。そこに責任を負うこと。
当時そんな答えをひねり出し、
信じたことを信じたまま追いかけて、作品として問いかける。
というのをまだやっている。
つまりは、こんなことやって意味があるのか?ないのか?あるのか?
を一日中、毎日やっている間に ある!かもしれない と思えた時間に描いているわけで、
長い間絵を描けるっていうのは最高に幸せな時間を手にしているわけで、
従って絵を描いている時は悩んではいない。
明日も描けますように。