今年で22回を数えることとなった『雪梁舎 フィレンツェ賞展』
新潟にあるこの美術館でおれが賞を貰ったのは第4回、2002年のことだ。
受賞当時から週に2日クラスを持っているアトリエに置いてあるのが
目にとまり、当時の記憶が一気にフラッシュバックした。
元々今のフィレンツェとの関係ができたのはこの雪梁舎美術館の
おかげであるけれど、最初の1ヶ月の滞在から1年の留学、
その後スケッチツアーや展示会、旅行などの際にとてもお世話になった
方を見送ったばかりだったから。
想いは言葉では上手く言い表せないが、
感謝は直接伝えてきたし、
時々思い出しては笑ったり悲しんだり怒られたりしようと思う。