先ずはこれをご覧ください。
大佛廻国
https://www.daibutsukaikoku.com/
ここにある通り、日本の映画の技術で 特撮 というのがあり、
世界の映画ファンの間でも数々の作品が高い評価を受けているそうだ。
フランスでも トクサツ で通じる。
さて、今回いろいろな縁が繋がってこの 大佛廻国 の上映会
に行ってきた。
監督の横川氏は東京藝大の彫刻家修士課程を数年前に修了された
という方で、話をしていると私と同じく3年浪人の末の入学、
しかも予備校も同じだったと判明。
ああ、浪人後の予備校にまつわる忌まわしき記憶が新たな色で塗り替えられていく!(笑)
そして上映会の後の打ち上げで、この映画が初の監督作だと言う
氏に色々と話を聞いたのだけれど、
「あの場面にそんな意味が込められているんですね!もう少し伝わりやすくなったらいいのに」
「いやぁ、伝わらなくても良いかな、と思っちゃうんです」
「あー、解ります」
というあるある話と共にビールを飲みかわし、
翌日からカンヌ、ロンドン、デュッセルドルフへ行くという彼と別れた。
幻の映画誕生から特撮映画の名作を経て、様々な角度からそれに纏わる人々が
新たな道を繋ぎ歩こうとしている。
そんな場面に立ち会えたのがとても嬉しいという1日でした。