夢の続き

 
下塗りを終えた画面は無限
なんでも見える
なんでも描けそうな気がする
暖かい光の色が溢れるはず・・・
気のせいだと言うことも知っている
筆を重ね 浮かび上がる景色は現実
形が現れるにつれ
目指していたものはこんなものだったろうか・・・と
それも悪くないと思えるところまで行き
それが出来る頃にはもう
次の夢に向かい合う

フォース

なにも描けない という日々を送り
なんでも描ける という無知を経て
描けないことが在る ことを知る

簡単には描けないと知っていて
なお望み それを目指して向い合う

良い絵とは テクニックは必然 その裏にある力が違う
信じているもの 信じられるものがあること
こそが真の力になる

力とは思い入れ
その深さに比例する

そこに絵のような景色

 

遠くの街より

9日からParis NICHIDO でのグループ展-ACCALMIE-が始まった。

Jean-Paul Decroix(アクションペインティング)
Antoine Poupel(写真)
Ryo Yoshikawa (絵画)
の3人展。

ACCALMIE(アカルミー)とはフランス語で雨上がりや海の凪など一時的な平静状態を意味し、そんな雰囲気で展示されている模様。
う~ん観に行けないのがちょっと残念だけれど、それまでに制作頑張らないと4月に行けナ~イ!

美大受験生たちは先週から、毎日(本当に1日の休みもなく)どこかの試験会場で闘い続けている。
毎年、前年春には何も描けなかった子が、10か月くらいのトレーニングで大変身を遂げ、持っている全ての力を振り絞って、おそらく彼らの人生最大の目標に立ち向かう姿は感動的ですらある。

そんな道を通って(おれの場合入学までのトレーニングは3年かかったけれど)おれは絵描きになった。

なったけれど、魂を込めた人生最大級の挑戦を見失ったら、静かにその道は細くなってやがては無くなっちゃうんだろうな。
そこには色々な脇道があって、当人は気付かない、または見ないふりをしたりして、なんとか活動に明け暮れるようになったりして(笑)

大人の事情があるんでしょうが、
それじゃぁ次世代の子たちに顔向けできないし、目指してもくれないでしょうに。

おれが日本の絵画界を背負って立つ!
なんて大それたことを思っているわけではないけれど、
思っている(笑)
それを引っ張る一人にくらいはなりたいな、と。

ま、言うのはタダやしな(笑)

遠くの街より嬉しい便りがあったり、海の向こうの街からの吉報を待っている。

写真は去年のパリの個展風景です。

だから明日も

昨晩とは打って変わって
とても暖かい日差しの中、
昨年振りの銀座日動画廊。

昭和会展
おれもかつて、もう8年前になるのな・・・この展覧会での受賞がきっかけで日動で個展が出来るようになったのだけれど、
若手の絵描き&彫刻家たちのコンペティション式展覧会を観てきた。
画廊の社長や皆さんにご挨拶し、一通り観た後銀座洋協ホールへ。

ここでもいくつかの画廊が集まってそれぞれ一押しの若手(そう若くもない人もいたけれど)を展示する-洋協展-が開かれていて、
やっぱりおれも5年前に出してもらったんだ。

どちらも自分が通ってきた道だけれど、
別に上から見ているって訳でもないけれど、
絵を観ていたらなんだか遠い日のことのようにも感じ、
それでもここにいる人達は毎日必死で絵を描いていて、
または木を削ったり石を掘ったり粘土をこねていたりするんだけれど、
そんな作品を観ながら、
才能のあるヤツっていっぱいいるんだな・・・
と思った。

おれに才能があるかどうかなんて全然わからないし、
そんなことよりも、生き残っていくことの方が大きくて、
結局は やめたらそこでお終い なんだぜって言う気持ちを持ってひたすら走っているわけで、
久しぶりにちょっと気持ちが高揚して帰ってきた。

だから明日も絵を描くよ。

はいっ、いらっしゃいませ!

 

おしゃれな絵ですからね、白い壁によう似合いますよ。
お世話になっている社長さんのテッパントーク!

土曜日朝、新大阪から乗り継いで守口市、京阪百貨店大催事会場へ。
のっけからカルチャーショック!
展示スペースの隣で大々的に開催中!の蘭フェアに押し寄せる人たちの隣で、
額装が間に合わなかった新作を、ドライバーを借りて自分で額装しなおして壁にかけ(汗)
その前でワタクシの絵に背を向けて蘭を並べて迷う人だかり(笑)

「好きでもない絵を買うてもしゃぁないやろ、なぁ?
ほんであんたどこの担当の人?」
「いやぁワタクシこの絵描いたんですよ」
「あ、そうなん?・・・(笑)(汗);
まぁ言うのはタダやからナ」
「そらそーやナ・・・←(すっかり飲まれてる)」
みたいな方もあり、
それでも「絵の力で惹きつけないといけませんね」
などと余裕をぶちかましたりしておりました。

そんな中、この展示を目がけて来てくださったという方もあって、少しお話をし、
嗚呼出会いだなぁと思うひと時。
是非ゆっくり鑑賞してほしい。

夜はお世話になった画廊の方、営業の方々が酒の席を共にして下さり、
「センセがんばりや」とか「また一緒にやりましょう」とか
励ましの言葉をもらいながら酔いと共にふけていった。

今年は、宣言通り
国内外各地での武者修行で幕を開けたのであります!

大阪Peopleみんなありがとねぇ。

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