覚えていること

 

旅へいったりすると、
そのときの空気とか光の温度とか風の匂いとか
景色を見ながらそういうことを覚えている。
そういうことはいつまで経っても鮮明に蘇ってきて、あるとき色に変わって絵ができたりする。

先週末、福山のホテル催事での展示会に行ってきた。
ついた日の夜はお世話になっている画廊の方に瀬戸内の海の幸をご馳走になり、のどぐろ とか よこあ(本マグロのまだ小さいやつ)などなど旨かったなー。

翌朝早く、福山城の周りを散歩した。
天気は良かったけれどまだ空気は少し冷たくて、
天守閣上空にはツバメがすいすい飛んでいて、
半分は地面に重ねて散った桜の花のあいだをエナガがさえずり、
お年寄り達がなんとかいうゲームをしながら笑い声を響かせていた。
そこを抜ける風と光はいつか絵になるだろうな。

そんなことを思いながら描いた絵の展示会はというと・・・
大盛況、よかった~。
保障なんて何もないところで
たくさんの人たちが携わってくれて発表が出来、
わざわざ足を運んでくれる人たち、買ってくれる人たちがいて
絵が完成する、と思っているから。

例えば見慣れたはずの近くの場所でも、海の向こうの初めて見る街でも、その場の風に吹かれ地の料理や酒を飲み、そうして景色を胸に焼き付けるのがいい。

道は本当に覚えられないけれど(笑)
空気の色はいつまでも覚えている。

 

今日も朝から制作は順調にすすんでいて
しかし昨年からのハイペースに今頃身体がグッタリしてきて(笑)
アクセル開けても勝手にエンジンブレーキがかかっちゃう・・・

いやいやそんな訳にはいかないんだ

まだまだやることはたくさんあって
目指す道は果てしないんだぜ

小さなことが力になっている

話をするだけで楽しくなる人がいる
遠く昔の友人からメッセージが届く
温んだ風に揺れ咲き誇る花を眺める

おれはまだここで絵を描いている
きっとどこへ行っても描いている

今週末は広島へ行って
帰ってきたら取材へ出掛け
また新しい絵を描く・・・
良い季節になってきた

銀河

 

パリ展の絵を描いている

今回の個展は30号(91㎝x72、5㎝)~大作
10・・・点・・・ちょっとくらい・・・
今月中にあと3点仕上げないと
それでも8点・・・(汗)

あとはパリで描く

なのに別の依頼があったりして(大汗)

いつもそうだけれど
描いた景色の映像だけでなく、描かれた空間を観て
心が動くような絵を描きたいと思っている
パリの個展では 光の粒が流れるような景色や大地の起伏を象る光の反射をモチーフにして、感情の深いところに届くといいなと思っている

写真は
F50 銀河 mixedmedia on canvas 2011

訂正

 

チャリティ水彩画展の期日は4月26日(火)~5月9日(月)になりました。 なるべく多くの方に見て頂き、ご協力いただけると嬉しいです。

画像はノルウェーの最南端(たぶん)のクリスチャンサンと言う街
ここからフェリーに乗ってデンマークまで行ってそこから列車でベルリンへ行って・・・いろいろなことを思い出す。

Charity

 

4月26日(火)~5月6日(金)銀座日動画廊でチャリティー展示販売会を行います。
支援先は我が郷里の栃木県益子町
被害額は8億円にもなったと聞いています。

これまで国内や国外を旅した時に描いた水彩スケッチ50余点を展示予定です。
初日は他の仕事の為画廊に行けませんが27日には行く予定です。

昨年夏、友人と2人で東北を旅した。
4日間で2000kmをバイクでぶっ飛ばした。
日中は36度もあるなか革ジャケット&フルフェイスでひたすら走った。
ついでに行きの高速で財布もぶっ飛ばした・・・拾ったけれど

そいつと2人松島で缶コーヒーを飲みながら海をスケッチした
何気なく描いた牡蠣の養殖網を結んだ棒がたくさん立っていて・・・
今はもう流されちゃって無いらしいと聞いて涙がでる。

上杉神社も描いた。
遠い友人がスケッチと同じ構図の写メを送ってくれた。

青森でも岩手でも秋田でも・・・楽しかった。
ありがとう、必ず恩返しに行きます。

2003年イタリアに1ヵ月居た時には街中をたくさん描いた。

2004年から2005年にかけて1年フィレツェに住んでいた時には
友人とウィーン→チェコ→スロバキア→ハンガリーを旅して描いた。
正月だったから無茶苦茶寒くて、でもそれぞれの国の飯がやたらと美味くてたくさん食った、たくさん飲んだ、たくさん歩いた。

ドイツ→デンマーク→スウェーデン→ノルウェーもそいつと行って描いた。
夏の白夜だったから夜も明るくて・・・やっぱり飲んで食って歩いた。

手が凍りそうな寒風の中で描いたのも、炎天下に汗だくで描いたのも、神秘的な雲海を見ながら描いたのも、荷物を盗まれないように見張りながら描いたのも・・・

1枚1枚の思い出と思い入れを話せばきりがない。

そんな絵を
俺が生まれ育った街の復興の為に買って下さい。

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