襖絵制作過程5

制作中はスケッチや画像を参考に蓮と桜のミックス

された空間を作っていきました。

蓮と桜、咲く時期は本来であれば重なりませんが、

そこにはご住職の特別な想いがありそれでも良いから

是非に、となりました。

 

設置されるとアトリエで見ていた雰囲気とは

また違った空気感を感じますね。

 

そして、3月末には境内に咲き誇る本物の枝垂れ桜

と共に襖の桜も見られるというなんとも贅沢な1週間

の景色となるわけですからこれは外せませんね。

 

末長く空気を繋ぎ、風と共に馴染んで行く姿が

楽しみです。

 

襖絵制作過程4

4枚組の襖は横幅が5mほど、

ベース色を重ねた後、全体のバランスを見ながら

白い絵具で光の描写を重ねていきます。

水彩スケッチなどでイメージは確認してありますが、

スケール感も違うので構図などはアドリブで決めていきます。

廊下を挟んで中庭に面する部屋に設置することを考慮し、

正座をして見る高さに目線が集まるような構図にしてあります。

 

 

 

 

襖絵制作過程3

廊下の先にある客間への入り口には

月と鹿を描きました。

庭の湾を象った枯山水から天空まで、

その 間 に我々人間や動植物が生きている

という構成にしたものです。

 

 

 

 

襖絵制作過程2

普段制作しているスタイル同様に和紙にアクリル絵の具を

用いて描いていますが、この和紙は一度に色が出ないので

相当数重ねて少しずつ色の深みを作っていきます。

完成予想を立てながら、必要な色を順に重ねて塗っていきます。

基本的に混色はしないので、原色を重ねて出来た色を

コントロールしていきます。

 

 

 

襖絵の制作過程1

襖絵を制作するに当たって、蓮の取材へ行き水彩スケッチをしました。
ご住職のご希望と自身の世界観を合わせた大きな制作テーマは早い段階で決まっていたので、
構図や色調などを具体的なイメージとして描くために1/3スケールの制作をしました。
2枚扉で横幅90cm程、4枚扉は横幅160cm程になります。
当初、板扉に和紙を貼る仕様になる予定でしたがこの1/3スケールを描いている途中で
本襖へ変更になるというハプニングもありました。滲みや絵の具の乗り方などに
影響が出そうでしたが、描きながら様子見て対応するからまぁ大丈夫でしょ…
と大きな問題にはなりませんでした(笑)
最終的な襖とはスケールも違うので、構図やマチエールの変更をしましたが、
最初のイメージはこんな感じでした。
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