言葉の意味

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本日で大宮そごうでの個展が終わりました。

関わってくださったスタッフの皆様、

お出で下さった皆様ありがとうございました。

私の在廊日は5/2(日)だけでしたが、いろいろな方と

お話しできて良かったと思います。

そんな中、久しぶりに会う友人(というか先輩)が

私の好きなウィスキーを片手に現れ、絵を観ながら一言。

 

「研ぎ澄まされてんだね」

 

その絵は10年ほど前に制作した絵で、

久しぶりに再会したけれど我ながらよく描けている絵だった。

今でも絵に向かう構えは研いではいるけれど、

そこそこ切れるようになった刃を更に研いでいるわけで、

その当時研いでいたのは刃物になるかどうかも怪しいものを

懸命に研いでいた。

研ぐのは良いがそこに鋼の意志が含まれていなければ切れても

一時のこと。

前記の一言でグッと来た。

そうやって闘っている友がここにもいる。

 

 

 

明日は大宮そごう、そしてDVDについて

東京と大分の個展が終わったばかりですが

明日5月2日は大宮そごうで開催中の吉川龍展

の会場に出向きます。

 

ゴールデンウィークはずっと絵を描いていられるので

今月福岡の個展に足す数展と新潟の雪梁舎美術館に送る

絵の仕上げ、

来月の展示の為に送る10点、などなどの制作に取り掛かっています。

まだまだ続きますが、

 

このところ相次いでお問い合わせをいただ来ましたDVDについての

お知らせです。

製作してから5〜6年経っている事もありホームページ上での

販売がメンテナンス中となっておりご迷惑をおかけ致しました。

現在ご購入頂ける設定となっております。

7月以降はお問い合わせフォームから私に直接メッセージを頂ければ

ご購入頂ける様になる予定でおります。

私の絵の特殊な技法やそこに込めた世界観について画像とインタヴュー

でお話ししておりますので是非ご覧ください。

 

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今日から明日へ

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今日と明日の間 ーBetween today and tomorrowー

と名付けた銀座日動画廊での個展も残す会期は明日1日となりました。

在廊できる日は今日で最後、明日は朝から夜まで授業です。

 

昨年から引き続きコロナウィルスの影響で大変な状況の中

沢山の方々に足をお運びいただきましてありがとうございます。

様々な環境でお過ごしの方がいらっしゃる中、

観に来て下さった友人知人、お買い上げくださった方、初めて観に来て下さった方、

実は長年お会いしたかった方、

この機会にお会いできて本当に良かったと思います。

 

私の描く絵を観て、

いつか手に入れたいので仕事を頑張る とか 癒されました とか

ずっと観ていたい とか、買いたかったけど買えなかった とか

買えるほどお金がない とか 飾る壁がない とか

多くのお言葉を頂き大きな励みになりました。

残念ながら来ることを断念された方、物理的距離の問題で来られなかった方、

私の絵をご存知ない方、

安心してください。

私は絵描きの道を歩むことを止めませんので、いつか 必ず

また私の描く絵を目にしていただける日が来ると思っています。

 

この道はこれからも続きます。

今日と明日の間にいる皆さん、今日から明日へ共に歩み出しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱烈歓迎

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3年ぶりの大分の個展は熱烈歓迎ムードでした。

数週間の会期の間のほんの2日間の滞在でしたが、

この大変な状況の中、

万全を喫して臨んで下さったスタッフ、関係者の皆様、

楽しみにお待ちくださり、私の絵に触れ喜んで下さった

ファンの皆様の気持ちが1つになったグッとくる2日間

でした。

制作はこれからも続きますが、また呼んで頂ける様

尽力したいと思います。

ありがとうございました。

 

 

明日から

これまでの中でもトップレベルのペースでの制作が続いたが、

久しぶりにゆっくりと考えを整理する時間を持てたこの2、3日。

2008年の日動画廊での初個展が実質の画壇デビューとなる訳だけれども

そのきっかけとなった2004年の昭和会よりも数年前、

福井の美浜美術展というコンペに出品し優秀賞を頂いた。

当時の審査員の先生から受賞者へのコメントとして

「技術偏重の仕事が気になる、もう少し優しさを込められれば」

とのコメントを頂いた。

当時は自身の生き方に優しさなど求めてはいなかったのでピンと来なかった。

20年程の歳月を経て私の絵の批評に 優しさ や 愛情深い と言う

表現が出てきたのを目にし少し驚き、暫くして納得。

心身を鍛え、居場所を求めて彷徨いながらようやく辿り着いた場所で

この先を見据えている。

個展の会場にいる時は自作を前に「どうすればもっと良い絵が描けるか」

ということしか考えていない。

明日から、もしかしたら10数年後に辿り着くことになる

未来に向けての日々が始まる。

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