歴史を見れば一目瞭然。
人類は学ぶべき事が多すぎる。
ジョン・レノンも歌っていた。想像してみなよって。
この世界にいる彼ほどの偉大なアーティストの言葉も
届かない人間が彼らの10000倍も居る事に絶望すら
覚える。
おれが絵を描くなんて
1匹のアリが象の上を這い回る程度にしか思えないけれど、
止めたら終わってしまうので止めないけれど、
少しは歴史に学ばないと。
相変わらず朝は5時からアトリエで制作している。
この季節、寒いのは本当に好きではないけれど、
絵に向かうときだけはあまり気にならないような
気がする。
ここ数年、世界はコロナ感染の影響によって迷走
し続けているけれど、
そんな中で絵を描く意味を考えている。
例えば9.11のテロの時、3.11の震災の時、そして今、
特に制作と生活が同じ意味を持つようになってから
日々の生活に歪みが生まれる度に出してきた答えは、
絵は日常を忘れまたは解放される ことよりも更に
1歩を踏み出すような希望の光や空気がそこにある
こと。
そうして描いた絵は自分の知らないところで誰かの
力を借りてそれを求める人のところへ繋がっていく。
そこに関わってくれている人たちへ敬意を払うこと。
展覧会場へ出向くとそれを目の当たりにするので、
描き終わった絵描きなどただの抜け殻だと教わった
けれど最大限できることを探して行動しようと思って
いる。
画像は水彩画 「朝日と猫と」。
この文章とは特に関わりはないけれど、
なんかいいと思う。
この1年の作品制作数は過去10年間の中でも
断トツに多い年だった。
元々朝型なのだが昨年夏過ぎ頃からは毎朝5時
から制作に取り掛かる生活が続いている。
そして今年もすでに年末まで九州各地〜札幌
まで個展、グループ展が予定されており、
昨年の制作数を超えるくらいのペースで
日々制作しています。
1月末までパリ日動画廊で3人展が開催されていて
フランス人アーティストに混じって好評だったと
のこと、
そして2月2日から神戸大丸での個展を皮切りに
大阪、京都と続けて展示があり新作40+余点
を引っ提げて臨みます。
状況は厳しめですが、これまでも安泰だったこと
などはなくいつでもギリギリのところでやってきた
ので結構肚は座っています。
昨年の今頃もこんな感じだったなという写真。
ギャラリースタッフがアトリエに来て仕上がった絵を
運んで行ってくれました。
準備は整った、あとは煮るなり焼くなりしておくれ
という状態だけれども、ひと段落なんかしている暇は
なく次の展覧会に向けて制作は続いているのです。
制作するにあたってより良い環境を手に入れるのも
才能の内だよな と思いつつ、これまで国内外色んな
ところで描いてきた。
賃貸の部屋を絵具で汚さないように板や布で部屋中を
養生したり、留学先のイタリアでは拾ってきたベッドの
骨組みをイーゼル代わりに使ったり、、、パリで使わせて
もらっているスペースは天井まで4mくらいあって
広さも十分で最高の環境だったりもするのだけれど。
狭いとそりゃぁ不便だし苦労もするしあちこち突っ掛かって
イライラするけれど、広くて静かで良い環境だからといって
それに比例していい絵が描けるとは限らない と思うので
今手に入れた環境で最大限の仕事をする という姿勢を
常に保とうとしているのです。
それにしても広ーいスペースででか〜い絵を描きたいなぁ。