PARIS

 

5月26日 曇りのち晴れ

珍しく朝は曇りで風も涼しい。
朝から制作。
キャンバスを張るところからシルエットを浮かび上がらせる光描写までは、大きなイメージと遠くから見たときの画面構成を、
ここから先は細かい表情や雰囲気を仕上げていくので実はこの段階からが一番楽しい。

6月8日からの個展前日に業者に取りに来てもらう予定なのでそれまでゆっくり時間をかけられる。
タイトルやコンセプトを画廊へ送り、ニュアンスを伝えて仏訳をしてもらったり・・・準備は着々とすすんでいる。

イタリアや日本の友人からは、セーヌ川やモンマルトル、凱旋門をスケッチして来い とリクエストメールが来るけれど(笑)
もう少し待ってくれ、来週から描きに行くよ。
実は温めている行ってみたいところがたくさんあるんだ。

今頃のパリは夜10時になる頃にやっと日が暮れてきたというくらいの明るさ。

昨年9月に来た時とは違った角度から
モンルージュのアトリエの窓から見える景色。
毎日眺めながら描いているんだ。
シュミンケの水彩絵の具 紙はファブリアーノのサムホール 筆はTSUBOKAWA8号

 

 



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