今回のパリでの個展では、いつもよりモチーフの方向性を絞ってみたり、色使いも少し変えてみたりしている。
副題に-SCINTILLEMENTS-とつけてあり、光がきらめく様を詩的に表現する言葉なんだとか。
そんな風に、それぞれのタイトルにも仏題がついていて、そのうちのひとつに
La Fin Sans Fin(ラ ファン ソン ファン)
と言うのがあってすごく気に入った。
耳に心地よい音と、その意味は 終わりなき終わり。
日本にいるときよりも絵の内容や なぜそうなのか ということを掘り下げて言葉にする場面も多く、
的確な表現を見つけるのが難しい反面、絵の中イメージを言葉で引き出すのはとても面白い。
1週間後に控えた初日を楽しみにしつつ、スケッチや水彩画を描く準備をしなければ。
そして昨日、ストックホルムに住む弟夫婦が休暇で滞在中のロンドンから日帰りでパリへきた。
ユーロスターの着く駅から近いので、ちょうど行こうと思っていたモンマルトルへ行き、夏のような日差しの中を歩き、
トラディショナルなカフェランチも旨く、午後には画廊へ行って絵を見せてからセーヌ川沿いをまた散歩、
観光スポット目白押しの一日だった。
夕方、これもまた勧められて行こうと思っていたサン・ミッシェルにある有名な(?)中華料理店で海老ワンタンヌードルを食べ、(海老ワンタンgood job!)
アテンドしたというよりは自分が行きたい所へ連れて行った・・・という感じだったけれど休日らしい1日で楽しかったな。